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東洋合成工業(株)【4970】の掲示板 2020/01/29〜2020/05/20

・利益面は、工場定期修繕、来期完成予定の感光材新製造棟の製造人員増により、
 費用が上期比約3.5億円増加する見込み。

このことから、下期費用増加3.5億円を、第3Q、第4Qで按分すれば
各期で1.75億円。
具体的に第3Qの経常利益を計算してみると、次のようになります。

(第1Q経常利益5.31億円+第2Q経常利益5.33億円)÷2=5.32億円
ここから第3Q分の費用増加1.75億円を控除すると、第3Q経常利益は
5.32億円ー1.75億円=3.57億円 となる。

この数値は、会社発表の第3Qの経常利益3.42億円と殆どイコール。

つまり、第3Q決算では、まさに会社の想定している通りの決算数値であり、
むしろ、この表面的な状況だけで対前年マイナス30%とだけ分析公表した
株探の表現は、投資家に誤解を生ずるような情報提供をしてしまったと言え
『下期の費用増加3.5億円を吸収しつつ、売上、営業利益、経常利益共に
対前年増加を確保しつつ順調に進捗した良好な決算内容であった』と、
丁寧に表現すべきであったと思います。

株価は、一旦高値5730円まで上昇後、現在、4350円、PER21倍
まで調整を完了しており、ここからは下値不安払拭で徐々に株価は上昇して
ゆくのが妥当と考えます。

10日月曜日は、こうしたことが理解できなかったPTS売却組や、作為的
に株価の下押しを狙う売り方からすると、どうしても株価を下げたい訳で
あり、その為、前場寄り付き後は株価は下げざるを得ないと思いますが、
今回の第3Q決算発表内容をしっかり把握し理解している投資家からは逆に
株価が下押し完了後、買いを入れることから、株価は徐々に上昇し回復して
ゆくものと思います。