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富士フイルムホールディングス(株)【4901】の掲示板 2016/01/31〜2016/03/09

富士フイルムの画像診断システムを生かすシナジー効果は、富士フや患者側のメリットだったけれど
早期にスムーズにキャッシュを手に入れるには、法的審査に時間のカからないほうが東芝にはいい訳で

  • >>986

    幾つか聞く処矢張り7000億は高価すぎとアナリストの評価が多いそう
    4~5000億がいいとこという下馬評みたい
    東芝の赤に寄せた金額だし


    東芝、キヤノンに医療機器子会社売却へ 7000億円超

    2016/03/09 20:24 日経速報ニュース 855文字


     東芝は9日、売却を決めていた医療機器子会社の東芝メディカルシステムズについて、キヤノンに独占交渉権を付与すると発表した。18日までの最終合意を目指す。売却額は7000億円超になるとみられる。売却によって最大の懸案だった財務の改善にメドがつき、業績の立て直しに向けたリストラが本格化する。
     4日に実施した最終入札にはキヤノン、富士フイルムホールディングス、コニカミノルタと英投資会社ペルミラ連合の3陣営が応札した。キヤノンが最も高い金額を提示したが、富士フイルムもキヤノンに迫る金額を提示したとみられる。キヤノンは医療機器事業の規模が小さく、独占禁止法の審査が容易になるとみられ、手続きの確実性も評価された。
     東芝は2016年3月期に過去最大の7100億円の連結最終赤字を計上する見通しで、財務体質の悪化が顕著になっている。今回の売却で7000億円の資金と、多額の売却益を計上できるため、自己資本が大きく回復する見通しだ。
     売却で得る資金は人員削減などのリストラ原資に使うほか、成長投資にも振り向ける。売却によって業績の立て直しに向けた取り組みが本格的に始まり、今後の焦点は白物家電やノートパソコンなど不振事業の売却や構造改革に移る。
     キヤノンは自社で眼底カメラなどを手掛けるが、医療機器事業の規模は小さい。東芝メディカルの連結売上高は前期で約4000億円あり、コンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)など、画像診断機器の国内シェアは3割弱と首位だ。
     キヤノンは買収によって経営目標に掲げる医療分野の拡大に弾みをつける。昨年、監視カメラ世界首位のスウェーデン社を買収するなど豊富な手元資金をM&A(合併・買収)に振り向けており、市場が伸び悩んでいるデジタルカメラや事務機に次ぐ収益の柱を育成する。
     M&A助言会社のレコフによると、最近の国内の事業会社同士のM&Aとしては、新日本製鉄と住友金属工業の合併に次ぐ規模になる。電機ではパナソニックによる三洋電機買収の4037億円を大きく上回る。