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富士フイルムホールディングス(株)【4901】の掲示板 2020/07/29〜2020/07/31

アビガンの投与は、インフルエンザに対するタミフルの投与時期よりも、さらに早く投与するほうが有効に作用するはずです。

タミフルは、多数のRNA複製が終わって、殻をかぶって細胞外に出てくるところで、ノイラミダーゼ阻害作用で、ウイルスが成熟して、細胞外に出てくることを阻止いたします。RNAの外側にある殻を作ることを、阻止して、ウイルスが増加して、細胞外に出てくることを抑制いたします。
一方、アビガンは、時間的には、その手前の時期にウイルス増殖を阻止いたします。
RNAの複製する時点で、RNA複製を阻止いたします。
ですから、時間的には、タミフル使用よりも、さらに早い時期に投与しておくほうが、効果的です。

タミフルは、検査結果が出たらすぐに投与すると良く効きます。
できるだけ早く投与すると、効果が出ますし、症状は軽く済みます。
同じように考えると、アビガンは、タミフルよりも、さらに早く投与しておくほうが有利です。さらに早い時間帯で、ウイルスに対して作用するためです。

肺炎を確認してから、アビガンを使うのではなく、検査結果が出たら、すぐにアビガン投与をすることが望ましいことになります。

極早期のアビガン投与が、もっともその威力を発揮することになります。