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(株)UMNファーマ【4585】の掲示板 2016/05/14〜2016/06/06

「研究開発及び生産流通部会」の議事録やパワポ資料(国立感染症研究所作成)を見ると運用方法の検証はされていて相当煮詰まっている感じがするのですが、やはり、遅れている理由は「組み換えワクチン」であることと、効果についての「人種間格差」が壁になっているのかな?
とはいえ、化血研のいろいろな生産面の問題で背景が違ってきているので、UMNに期待してしまいます。
それにしても、下手な業績予想は今まで期待を裏切ってきているので、もうこりごりですね!

  • >>1005

    そこで検証されているのはインフルエンザウイルスを利用した細胞培養ワクチンです。
    UMNのワクチンは細胞培養の段階ではインフルエンザウイルスを利用しません。
    検証事項の中で関係があるのは、臨床検体からNIID-MDCK細胞を利用してWHO指定のプロトタイプ株と類似のウイルス株が分離出来ている点までだと思います。
    UMNのワクチンを利用するのであれば、ここから後はこの分離されたウイルスの遺伝子をバキュロウイルスに組み込んで昆虫細胞で培養して同等の抗原が生産出来るかを確認する流れになると思いますが、部会で検証されているのは分離出来たインフルエンザウイルスをワクチンメーカーの細胞で培養して馴化を生じないかであり違う方向の検証となっています。
    抗原量測定試薬に関してはUMNのワクチンとも関係がある話ですが、議事録やスライドを見るとSRD試薬はメーカーの細胞で培養したインフルエンザウイルスを使い作製すると書かれていると思われますので、UMNのワクチンとは離れた内容になっています。
    これらの事があるので、宝クジ的な事が起きれば嬉しいですが今は国内の話には期待していません。PSCへの輸出が早く進むのを心待ちにしています。