NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 2020/02/28〜2020/03/27
-
>>926
>あるいはサブライセンス権を行使するのでしょうか
【サブライセンス権】
権利者から実施許諾を受けた実施権者が、さらに第三者に実施を許諾することをいいます。
2019年9月28日に行われた個人投資家向けIRセミナーにて
(ログミーファイナンス ナノキャリアで検索)
質疑応答:黒字化までの計画について
質問者2:さきほどお話のあった赤字のところについてですが、どのようにして黒字に持っていこうとしているのでしょうか? 計画があれば教えてください。
松山:例えば「頭頸部がんを対象にしたもので、フェーズ2を始めました」となり、「では、フェーズ2が終わったから、自分たちでフェーズ3を進めるか」といきたいところですが、それはできないのです。やはりお金が数十億円、場合によっては数百億円かかります。大手製薬会社さまは「1,000億円かけました」と普通に言っていますが、そのくらいかかるのです。
我々としては、フェーズ2が終わったところで結果がよければ大手製薬会社さまにライセンスします。すると、通常は一時金として数十億円が入り、合計で数百億円という契約をすることになりますので、そこで黒字化しようということです。
ナノキャリアの経営方針は、自社での創薬開発ではなくサブライセンス権などによる収益に方向の転換が行われているものと思います。
そこで研究畑の前社長から、営業畑の新社長への変更が行われたものではないでしょうか。
VB-111の中間解析がよかった場合には、サブライセンス権の営業に強い加点となります。
cli***** 2020年3月25日 22:39
>>918
>VB-111の導入契約についてはがん種毎の導入契約ではなく
keisou殿の仰るとおりでございます。たしかに卵巣がんだけ別ということはございませんね。わたしめの説明が不正確でございました。失礼致しました。申し上げたかったのは,VB-111については未だ日本で開発を進めているわけではなく,現段階ではいわば開発「予約」権的意味合いに留まるということでございます。更に今回の中間解析ではプライマリーのOSについては見ずに,バイオマーカーCA-125のresponse rateしか見ないということで,2重の意味でナノキャリアにとっては良くも悪くもあまり大きな影響はないだろうということでございます。
とはいえ,本来あまり大きな影響のないIRであっても一時的にはマネーゲームになることも珍しくないバイオ賭博においては中間解析の結果は興味あるところでございますね。
近いうちに中間解析の結果は発表されると思いますが,もし仮にCA-125のresponse rateが58%(p2で観察された値)よりも良かった場合,これをもってナノキャリアは日本での開発についてgo! の判断をするのでしょうか。あるいはサブライセンス権を行使するのでしょうか。国内外すべてのバイオテックについて言えることでしょうが,臨床試験を進める上では(昨日のキャンバスIRにも出ているように)新型コロナの影響も気になるところでございます。ナノキャリアにとっても難しい判断になりそうな気がします。