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オンコセラピー・サイエンス(株)【4564】の掲示板 2021/05/15〜2021/05/27

近畿大学医学部上部消化管外科学教授の安田卓司氏のコメント(がんサポート2021年4月号より一部を抜粋)

「臨床試験では全員に3種類のがんペプチドワクチンを投与したが、全員が同じように細胞傷害性T細胞を誘導できたわけではなかった。3種類のペプチドがすべて細胞傷害性T細胞を誘導した人もいれば、2種類だけの人も、1種類だけの人も、0種類の人もいた。そして、細胞傷害性T細胞を誘導したがん抗原ペプチドの種類が多いほど、再発が起こりにくいことがわかった。2種類以上のがん抗原ペプチドで細胞傷害性T細胞を誘導した症例は投与患者さんの9割以上であったが、その症例では明らかに生存期間が延長していたのである。」

果たして近大の3種類のがんペプチドワクチン(URLC10、 CDCA1 および KOC1)から5種類のがんペプチドワクチン(上記の3種類にDEPDC1及びMPHOSPH1)に増やした効果はどれほどのものなのでしょうか。

極めて単純に数の優位でプラスになるのでしょうか。それとも却って効果が減殺されてマイナスになるのでしょうか?

随分と待たされましたね。(笑)
自分としてはその分だけ調べる時間が与えられることになりました。
S-588410のP3試験結果の発表が本当に楽しみです。