投稿一覧に戻る 小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2017/02/11〜2017/02/15 1071 よっしゃん 2017年2月15日 16:17 カルシウム受容体作動薬 「パーサビブ®静注透析用2.5 mg、5 mg、10 mg」新発売のお知らせ 小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁、以下、当社)は、本日、 カルシウム受容体作動薬「パーサビブ®静注透析用 2.5 mg、5 mg、10 mg」(一般名:エテルカルセ チド塩酸塩、以下、パーサビブ)を、国内において血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の治療 薬として新発売しましたので、お知らせします。 二次性副甲状腺機能亢進症は、慢性腎不全の合併症のひとつで、副甲状腺から副甲状腺ホルモン (PTH)が過剰に分泌される病態です。PTH が過剰に分泌されることにより、骨からのリンおよび カルシウムの血中への流出が促進され、骨痛や関節痛などの症状が引き起こされます。また、骨か ら溶け出したリンおよびカルシウムが全身の心血管系に蓄積することで動脈硬化などの心血管系障 害の発症リスクが高まり、生命予後に影響を及ぼすことが報告されています※。 パーサビブは、副甲状腺にあるカルシウム受容体に作用することによって、PTH の過剰な分泌を抑 制し、血中のリン値およびカルシウム値を低下させます。また、透析ルートからの投与が可能なた め、確実な投与が可能になるとともに、透析患者さんの服薬の負担を軽減することが期待されます。 当社は、2011 年 9 月に米国 KAI 社(現 Amgen 社)と締結したライセンス契約に基づき、パーサビ ブについて、日本で独占的に開発・商業化する権利を取得しています。 欧米においては、Amgen 社は、 ParsabivTM について、慢性腎臓病に伴う血液透析患者における二 次性副甲状腺機能亢進症を適応として、欧州において 2016 年 11 月 11 日に欧州委員会(EC)より、 医薬品販売承認を受けています。また、米国においては 2017 年 2 月 7 日に米国食品医薬品局 (FDA)より承認を取得しています。 ※ 日本透析医学会「慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン」(2012 年) そう思う30 そう思わない1 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
よっしゃん 2017年2月15日 16:17
カルシウム受容体作動薬
「パーサビブ®静注透析用2.5 mg、5 mg、10 mg」新発売のお知らせ
小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁、以下、当社)は、本日、
カルシウム受容体作動薬「パーサビブ®静注透析用 2.5 mg、5 mg、10 mg」(一般名:エテルカルセ
チド塩酸塩、以下、パーサビブ)を、国内において血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の治療
薬として新発売しましたので、お知らせします。
二次性副甲状腺機能亢進症は、慢性腎不全の合併症のひとつで、副甲状腺から副甲状腺ホルモン
(PTH)が過剰に分泌される病態です。PTH が過剰に分泌されることにより、骨からのリンおよび
カルシウムの血中への流出が促進され、骨痛や関節痛などの症状が引き起こされます。また、骨か
ら溶け出したリンおよびカルシウムが全身の心血管系に蓄積することで動脈硬化などの心血管系障
害の発症リスクが高まり、生命予後に影響を及ぼすことが報告されています※。
パーサビブは、副甲状腺にあるカルシウム受容体に作用することによって、PTH の過剰な分泌を抑
制し、血中のリン値およびカルシウム値を低下させます。また、透析ルートからの投与が可能なた
め、確実な投与が可能になるとともに、透析患者さんの服薬の負担を軽減することが期待されます。
当社は、2011 年 9 月に米国 KAI 社(現 Amgen 社)と締結したライセンス契約に基づき、パーサビ
ブについて、日本で独占的に開発・商業化する権利を取得しています。
欧米においては、Amgen 社は、 ParsabivTM について、慢性腎臓病に伴う血液透析患者における二
次性副甲状腺機能亢進症を適応として、欧州において 2016 年 11 月 11 日に欧州委員会(EC)より、
医薬品販売承認を受けています。また、米国においては 2017 年 2 月 7 日に米国食品医薬品局
(FDA)より承認を取得しています。
※ 日本透析医学会「慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン」(2012 年)