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塩野義製薬(株)【4507】の掲示板 2018/07/03〜2018/09/16


2018 年6月14 日英国ロンドン-GSK、ファイザー、塩野義製薬が資本参加するグローバルな HIV 領域のスペシャリスト・カンパニーであるヴィーブヘルスケアは本日、第III 相GEMINI試験の 結果を発表しました。これらの試験(GEMINI 1 および GEMINI 2 )は、治療歴のないベースライ ンのウイルス量が 50 万コピー/mL未満のHIV-1に感染した成人を対象として、ドルテグラビルと 2 種類の核酸系逆転写酵素阻害薬であるテノホビルジソプロキシルフマル酸塩/エムトリシタビン( TDF/FTC)の3剤レジメンと比較して、ドルテグラビルとラミブジンの2剤レジメン(2DR)の安全性お よび有効性を評価することを目的としています。
これらの試験では、48 週時の血漿HIV-1 RNA 量が 50 コピー/mL(c/mL)未満という、HIV を管理 する上での標準的指標に対して非劣性を示すという主要評価項目を達成しました。ドルテグラビルと ラミブジンの 2DR に関する安全性の評価結果は、これら 2 剤の添付文書の記載内容と一致していま した。いずれの治療群でも、ウイルス学的失敗を認めた患者に治療によって薬剤への耐性が生じるこ とはありませんでした。
両試験から得られた全ての結果は、近々開催される学会で発表する予定です。
ヴィーブヘルスケアのChief Scientific and Medical Officer である John C Pottage, Jr, MD は 次のように述べています。「HIV に感染した患者の寿命は延びており、有意義な人生を送ることがで きるようになってきています。しかしながら、現在の標準治療では、依然として多くの患者が毎日 3 種 類以上の薬剤を服用しています。GEMINI1/2 試験は、ドルテグラビルとラミブジンを併用した場合の、 有効性、安全性、および忍容性を示すものです。両試験は、当社の2剤レジメンを推進する指針を支 持するものであり、多くの患者で、3剤以上ではなく2剤で疾患を管理できるいう当社の信念の裏付け となります。重要なことは、両試験が、この 2 剤レジメンが治療歴のない患者にとって選択肢の一つと なり、世界中の多くのHIV 感染患者の支えとなる可能性があることを示すものであるということです」