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ケネディクス(株)【4321】の掲示板 2020/11/25〜2021/01/10

TOBの場合、TOB期間中、買取者(今回は三住リース)は、ルール上、市場から買うことができないので、その理由で、現時点で一株も買っていません。この間、買取者は、株主から売渡証のようなものを集め、その総数が過半数あるいは2/3以上集まった場合のみ、TOBが成立することになります。
そして、この後の展開としては以下の3パターンがあると思います。

①買取者の自主的なTOB価格の引上げ
②第三者の介入による、買取者のTOB価格の引上げ
③TOB不成立

目先利益を追う者としては、②のパターンが望ましく、それも、第三者が本当にケネを買収したいと思っている(以下「買収熱望者」)場合、島忠のように株価が大きく跳ねる可能性があります。だたし、このパターンでも、残念なケースがあり、第三者が単に値幅を狙うだけのヘッジファンドの場合もあり、このケースだと、HFは、今後一ヶ月程度で発行済み総株数の1/3を取得し、買取者との間で、取得価格750円+100〜200円程度で買取交渉を行います。もちろん、ここで話がまとまれば、その価格は全ての株主に対して適用されます。
また、③のパターンも当然あり、その場合は、その時の株価次第ですが、今よりもかなり上の水準にある場合、例えば1,500円程度になっていたら、急落する可能性があります。

以上をまとめ、それぞれの場合の最終的な買取価格あるいは不成立の場合の株価を予想すると
①1,000円
②-1、買収熱望者の介入の場合→2,000円
②-2、値幅追求のヘッジファンドの介入の場合→900円
③-1、第三者が全く現れず、TOB不成立の場合→550円
③-2、②-1を経て、最終的にTOB不成立の場合→最終的に3,000円(TOB期間中の高値2,000円→TOB不成立後1,000円→3年後3,000円:今後の不動産価格上昇の恩恵を受けられるので)

なお、今後の展開ですが、介入する第三者がHFの場合、1〜2週間で大量保有報告が出るのですぐに分かります。買収熱望者であれば、3〜4週間程度でTOBの表明があるでしょう。

今後の展開が楽しみでなりません。