(株)レイ【4317】の掲示板 2017/12/08

>>1486

貴殿の方こそ、「ごっちゃ」にしていないでしょうか・・・？

＞＞・・・・ここを完全に支配する「持ち株会社」
＞＞ほぼ「連結子会社化」と一緒。


①・・・「持ち分法適用会社」について

「持ち分法適用会社」と「連結子会社」は、出資比率によって決まります。
まず、「持ち分法適用会社」とは親会社の出資比率が「20％～50％」の関係会社をさします。
よって、今回のテレ朝のレイとの「資本業務提携」は「20％強」の出資を伴いますので、「持ち分法適用会社」と言う事になります。
特例として、仮に出資比率が「15％以上、20％未満」であったとしても条件を満たせば「持ち分法適用」となる場合もありますが・・・。

②・・・連結子会社について

「連結子会社」に関しては、親会社の出資比率が「50％を超す」ことが条件となっています。
このため親会社の出資比率の違いによって「持ち分法適用会社」と「連結子会社」分かれます・・・。

まだ、テレ朝の出資比率は20％強なので「連結子会社」とは一切、言えません。
また、ここを完全に支配する「持ち株会社」とする為には、50％強でも完全支配とは言えず3分の2以上の出資比率が無いと「ウソ」になります・・・。

③・・・①と②の会計処理（親会社のテレ朝には重要です）について

補足としてですが、「持ち分法適用会社」と「連結子会社」は、会計処理に関しましても仕組みが異なり、基本的に「連結子会社」の場合はすべて「親会社の連結決算に反映」されることになります。
これに対して「持ち分法適用会社」の場合は、最終損益のみを「出資比率」に応じて 受取利息や配当金と同様に営業外損益として親会社の連結決算の営業損益に計上されることになります。

最後に、確かにIRでは・・・
＞＞今後、気密性が高い最先端の企業秘密をお互いが取り扱うため・・・。
とありますが・・・
10％以上（解散請求権あり）なら十分ですが、将来は3分の1以上（拒否権発動あり）は必要だと思います。
しかし、例え1％程度の株主でも「気密性が高い最先端の企業秘密」の「守秘義務」自体は常識でありビジネスマナーです・・・
でも、今回のIR内容から推察するのに今後、出資比率を20％様から30％強に更に、買い増すと私は予測しています。
本当に凄い、気密性が高い最先端の企業秘密をお互いに独占共有するならなおさらです・・・。