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(株)Eストアー【4304】の掲示板 2020/12/20〜2021/02/18

国内ECベンダー初「3Dセキュア 2.0」を開始
EC事業者のチャージバック被害を回避


株式会社Eストアーは、提供するSaaS型ECサイト構築システム「ショップサーブ」に、購入者のIPアドレスや利用ブラウザ、行動パターンからクレジットカード決済の不正利用のリスクを判定する「クレジットカード本人認証サービス(3Dセキュア 2.0)」を2021年5月に開始します。なお、本サービスの実装に関する発表は、国内ECベンダーとして初となります。

■256億円のカード不正利用がもたらすチャージバック被害
 日本クレジット協会の発表によると、2019年のクレジットカード不正利用の被害金額は256億円にのぼる被害が報告されています。ECサイトでこの不正利用によるチャージバックが発生した場合、発送した商品は戻らず、代金回収もできないという、EC事業者にとって深刻な被害となるケースが発生します。

■最高250万円。発生1位はファッション分野で最多
 2020年、当社ECシステムにおいても、1件当たり最高250万円のチャージバックが発生。店舗カテゴリ別には1位 ファッション・アクセサリー、2位 生活・インテリア・家電、3位 美容・健康と、幅広い分野の店舗において、チャージバックリスクを抱えていることが伺えます。

■国内ECベンダー初。チャージバック被害を回避する「3Dセキュア2.0」を搭載

 不正利用によるチャージバック被害を回避することを目的に、この度、SaaS型ECサイト構築システム「ショップサーブ」に、2021年5月、「3Dセキュア 2.0」を開始することとしました。これは、購入者のIPアドレスや利用ブラウザ、行動パターンと購入情報を照らし合わせ、不正利用のリスクを判定。リスクが高いと判断された取引のみ、毎回パスワードが変化する「ワンタイムパスワード認証」やスマートフォンに搭載された「生体認証」を要求します。本サービスの開始により、認証された注文は不正利用によるチャージバックが発生した場合でも、カード会社が負担するため、EC事業者は不正利用によるチャージバックを回避し、安心して運営できるようになります。なお、本サービスの実装に関する発表は、国内ECベンダーとして初となります。