ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)アミューズ【4301】の掲示板 2020/12/19〜2021/01/14

彩さん emiさん

先日、やっと「森の学校」を観てきました。
車で遠出はしないのですが、コロナ対策でスマホナビを頼りに山越えをして行ってきました。

「森の学校」は私が生まれる前の昭和の世界(昭和10年代)。
物質的に豊かではないけれど、子ども達が子どもらしく伸び伸びと野山を群れて駆けずり回り、悪いことをしたら体罰関係なしに、はたかれる。雷、台風、怒った時の篠田父さんは本当に怖い。カエル、ヤモリ、太いヘビもにょろにょろ出てくる。葬列はごんぎつねの世界。
生き生きとしたやんちゃ坊主の春馬さんは12才。弱い者の味方で、ここでもけんかをして戦っていた。

途中でこれはドキュメンタリーではなく、2002年撮影のものだよねと何回も確認したくなるほどの昭和感に驚き。支えるのが画面に息づく丹波篠山のあふれるばかりの自然と生き物なのだろう。

西垣吉春監督には映像の世界観に対しかなりのこだわりがあり、大きなスクリーンで見ていただくからこその作品なので、テレビ放送もDVD化の予定もないとのこと。今回、映画でデジタル化ができたが、フィルムにしか出せない濃淡があるので、影のグラデーションが出ていないのが残念らしい。

この監督と作った「森の学校」が春馬さんの原点なら、真摯に役に向かい、ひたすら自分を高め、極めようとした姿がよくわかる。でも、この春馬少年に向かって、「ありがとう」と言って送らなくてはいけないのが切ない。

心理学者の河合 隼雄さんは、原作者の河合雅雄さんの弟だったのですね。パンフレットはドリパスで注文していたので、これから届きます。無理をして行ってきて良かったです。暗闇の農免道路は本当に怖かったけど、もう一回みたい映画です。
丹波篠山、いつか行ってみたい。

  • >>1001

    capさん こんばんは
    今年も宜しくお願いします。

    森の学校、無事にご覧になられてよかったです。遠出されてその感想を聞けたので何故かホッとしました。この映画、あまりにも自然に溶け込んだ子ども達が生き生きと描かれているので、capさんが仰るように12才の春馬少年がその当時に走り回っていたような錯覚を覚えます。何故か行ったことがあるような懐かしい気持ちにさせられますよね。そしてやっぱり二千人の中から選ばれた春馬さんの演技は本物でしたね。あまりにも自然すぎて演技してると思えないくらい。やんちゃで可愛かったなあ。

    監督がフィルムに拘られていたのが今まで幻の映画と言われた所以ですね。今回なんとかデジタル化に漕ぎ着けて頂けて本当に良かったです。

    パンフは映画館で購入できました。春馬少年の写真がたくさん載っていますが、俳優についての詳しい記載はありませんね。バラしちゃった。
    でもとてもいいパンフレットですよ。文部科学省特別選定ですから。(笑)
    この間CSで『山田風太郎からくり事件帖』というドラマを見ました。11才の春馬さんが出演しています。姉思いのやんちゃな弟役を熱演していました。佐野浅夫さん相手に物怖じせず本当に違和感のないいい演技でした。
    こんな演技をこの年齢でこなしてきたのかと思えば思うほど残念な気持ちになりますね。
    どの春馬少年を見ても、その行く末を知って見てしまうのが悲し過ぎる。でもその時を懸命に生きているんだから次回からはその思いを持つのはやめようと思います。

    丹波篠山、とてもいいところですよ。この映画の舞台だと知り驚きましたけど。秋には栗や黒豆が有名なので遠出してよく買いに行きます。今度撮影場所を探してみたいですね。