(株)ダイセル【4202】の掲示板 2018/03/28〜2020/05/27

土曜日の日経朝刊にビッグニュース掲載！
これ凄い！
海中で分解するプラスチックについて、ガイヤの夜明けで取り上げられていましたが、まさか、ダイセルが先に製品化するとは！

海洋プラスチック問題は世界中で対策が取られ始めており、SDGs取り組みに関連します。

7月よりポリ袋有料化もあり、まさに国策に乗った発明です。


化学メーカーのダイセルは、海中で最短2カ月で分解されるプラスチックを開発した。一般的な生分解性プラスチックは土の中で分解されるが、バクテリアの少ない海中では分解されにくい。ダイセルは環境負荷の低減につながる新素材として、ストローやレジ袋といった用途を見込む。

新素材は木材パルプと酢酸を原料とする酢酸セルロースを改良した。酢酸セルロースは薬品や熱に強い一方、土の中や海中で無害な成分に分解される性質がある。海中はバクテリアが少なく、分解されにくいが、酢酸セルロースの分子設計を変えることで、従来より分解速度を2倍に高めた。海中で2カ月～3年で全て生分解されるという。

価格は非公表。土の中で生分解するポリ乳酸より高価となるが、海洋汚染や生態系への影響を抑えた新素材として売り込む。2021年度に年間数千トン規模の生産を見込む。