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ステラ ケミファ(株)【4109】の掲示板 2017/08/22〜2017/10/12

>>942

一応BNCT応援派です。ただ見積もりに疑問がありました。37万人/yガンで亡くなる→40万人/yガン罹患すると推定。内20万人がBNCTができない肝肺子宮等の体の深い位置にあるガン。残り20万人の中で、BNCT可能な脳腫瘍や頭頸部、表在性のガン・・・これら年数万人います?(もし1万程度いたとして、新規30人程度/d。)選択肢が多々ある時代。日本はX線や陽子線、炭素線といった放射線治療を行う施設が余るほどある。もちろん手術や薬等も。どれだけBNCTが獲得できるか。600人/施設はないかなと。
もちろん施設数も粒子線のように乱立すれば患者奪い合い。ペイできない。けど普及させたい。メーカーも売りたい、特許とり、結果乱立。エビデンス求める腫瘍学会。費用は国次第。
いろんな課題と戦略を見守るしかないです。きっと現場の人がしっかり考えて、よいものを提供し、選択肢を拡げてくれるはず。個人的には小児の脳腫瘍とかに展開してくれると革命となるんじゃないかと・・・

  • >>962

    私があげた600件/yという数値は受け入れ見込み患者数ですが、例の今治験を進めている南東北BNCT研究センターの先生は「1日4件の対応が可能」と言っていますので、800件/yあるいはそれ以上もあるかと思います。門前に列をなすくらい患者がいればの話ですが。
    実際のところは.受け入れ側の事情を考えても、専門スタッフを揃えるのにまず苦労があり、スタッフの訓練も大変だと思いますので、スタートアップからしばらくは受け入れ能力を割り引いて見ておかなければなければいけないでしょう。
    一方で、患者が果たしてどのくらい来るかは、数を予測するのは困難ではないでしょうか。いま先行して治験が進んでいるのは頭頸部がんと悪性脳腫瘍だったでしょうか、これらはいずれ公的保険の適用になるでしょうが、その時がいつくるかわかりません。公的保険の適用になれば、近くに紹介できる連携BNCT施設があれば第1選択肢として患者に勧める医師は少なくないと思います。まあ最初は先進医療としてスタートする気がします。だとすると主要部分の治療費が高額の自費になりますので、主治医が選択肢として提示することは少ないように思います。オプションとしての提示はあるかも知れませんが。
    したがって、始めのうちは自発的意思で来院する患者が中心になると思いますが、その数は結構多いと私は思います。初発の患者だけに限りません。待っているのは再発の患者さんのほうが多いように思います。潜在患者数は、調べてみればある程度わかるでしょう。
    あとは、医療インバウンドの患者を外国から招く仕掛けをするとか、いろいろな経営努力も必要になるかも知れません。
    その先の話は不確実なことが多いのでわかりません。ただ以下のような予測がありましたので参考に載せておきましょう。2012年頃に出した予測だと思いますので古いし、かなり大ざっぱで、あんまり当てにならない官製の未来予測なのでそのまま信じないほうが良いでしょう、というエクスキューズ付きですが。
    「つくば国際戦略総合特区」の
    「Project1 次世代がん治療(BNCT)の開発実用化」の内容紹介にあった記事です。

    【H32年】直接的経済効果:約3,220億円
     治療費:200万円×5万6千人 /年
     施設整備費:30億円×70か所
     中性子利用波及分野の市場規模:約2,000億円