(株)田中化学研究所【4080】の掲示板 2018/04/18〜2018/05/14

これからの産業のコメは電池になると・・・。

◎自動車会議、競争力強化へ官民戦略＝ＥＶ技術に焦点―経産省
時事通信
　経済産業省は１８日、自動車分野の国際競争力の強化策を協議する「自動車新時代戦略会議」の初会合を開いた。世界的な環境規制の強化を背景に電気自動車（ＥＶ）の普及が加速する中、ＥＶ技術の中核となる電池、半導体分野に焦点を当て、夏までに中間整理をまとめる。
　戦略会議は、２０５０年ごろを想定した長期ビジョンを策定する。
　車両の電動化に関しては、①世界最先端の制度・社会インフラの整備②日本を世界最先端の研究開発拠点とし、産業競争力を強化③世界の課題解決に向けた国際協調―の３点を重視。専門家や実務者による検討に着手する。
　戦略会議はトヨタ自動車<7203>の豊田章男社長をはじめ、日産自動車<7201>、ホンダ<7267>、マツダ<7261>の自動車大手トップのほか、電池技術の専門家ら計１５人で構成。メンバーの一人で企業再建に詳しい経営共創基盤の冨山和彦代表は会合後、「これからの産業のコメは半導体と電池になる」と述べた。
　会合では、関連業界の協調の必要性を確認。車両を共同で利用するシェアリングサービスの発展を念頭に「ユーザー中心に考えることが大切」との指摘が出た。
　経産省は、自動車の電動化に伴う産業構造の変化に対応し、政府と産業界、研究機関の連携を強めるため戦略会議を設置した。世耕弘成経産相は会合冒頭、「時代に対応した、勝てる戦略を立てなければいけない」と訴えた。（了）{METI}