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GMOクラウドは、なぜhakaru.aiを開発したのだろうか。

メーターの点検業務において、確認ミス、紙からエクセルへ転記ミス、異常が認められた場合の管理者への連絡のタイムラグや伝え漏れリスクなどは、以前から製造現場では課題となっていた。そこに着目した、業務効率化を目的とするIoTや画像認識のメーター読み取りサービスは、実はすでにいくつか登場している。

しかし、既存のサービスは「固定カメラ設置タイプ」のものが多い。その場合、メーターの数だけカメラが必要となり、多額の設備投資費がかかってしまう。また、メーター自体に通信機能がつき、自動で計測数値を転送する「スマートメーター」となると、既存メーターから取り替えるために設備そのものも停止しなくてはならなかった。


hakaru.aiがそうしたサービスと異なるのは、「メーターにQRコードを貼り、スマホアプリで撮影するだけ」という点にある。GMOクラウドの技術を利用することで、初期費用もかからない、圧倒的な手軽さを実現させたのだ。

スタンダードプランでの月額費用は、システム利用料の3万円と、読み取るメーター個数×300円の点検料のみ(どちらも税別)。点検メーターひとつから利用できる。工場の規模やメーターの数に関わらず導入できるのも特徴のひとつだ。

サービスの開発初期から利用しているローム株式会社は、そうした導入のしやすさに加え、「AI活用による汎用性の高さ」「検査から帳票出力まで点検業務すべての機能のサポートがある」点などを、同サービスを採用した理由に挙げている。

実際に「ガス圧に変動があった際も、すでにhakaru.aiでメーターごとの数値をグラフ化できていたため、膨大なデータを簡単に分析できた」という事例も出ているとのことだ。


hakaru.aiは現在、国内の大手製造会社で数社、さらにはビルメンテナンス会社、不動産管理会社などでも導入されている。

ある企業では、実際に導入を始めてからの調査で、「メーター点検にかかっていた作業工数を30%以上削減できる見込みだ」という。ほかにも、「ワンステップで点検可能なので1人で対応でき、作業負担も少ない」「データ化も自動で行われるため、計測状態を俯瞰的に確認できる」などの声が挙がってきている。


hakaru.aiは『点検を楽にする』というビジョンのもと、日々バージョンアップを重ねている。まだ研究開発の段階だが、「『据え置き型カメラ版』にも着手している」と同社は語った。

「現在提供しているスマートフォン版のhakaru.aiでは、人が撮影のために巡回点検や検針をするため、異音・異臭・汚れなど、メーター点検以外の問題にも気づくことができるメリットがあります。

しかし、完全無人で点検できれば、人が入ると危険な場所や、移動に時間がかかる遠隔地などでの活用も可能となります。業務を削減するために、完全無人にする方法と、人が巡回する方法を、ご活用シーンに合わせてお選びいただくのがベストではないかと考えています」(GMOクラウド 社長室・遠藤氏)

hakaru.aiは、企画から研究、開発、制作、運営、サポートまで、GMOクラウドの社内で一気通貫で行っている。そのため、実際の現場の声を聞き、その声をもとにスピード感を持った対応ができるのが強みといえるだろう。得意領域であるAIやセキュリティ技術などを活かした進化が、今後も期待できそうだ。

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まだ研究開発の段階だが、「『据え置き型カメラ版』にも着手

まだまだ進歩します。
多分、グローバルサインのセキュリティが国際標準化されたwisunとの組み合わせたものでしょうね。
現状でも作業工数を30%以上削減しているらしいが、これができれば、50%工数ダウンかな。

普及展開は必至であろう。

そのうち、この技術だけで子会社上場できるだろうね。