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(株)ディー・ディー・エス【3782】の掲示板 〜2015/04/15

まったく知らなかった。
こんな株主向けのパンフレットがあるとは。
ほとんどがWWTT会長の王さんとの対談内容。
対談を通して、現状の指紋認証の市場動向と今後両者が進む方向性が具体的に書かれている。
コピペ不能なため概要をまとめました
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三吉野 市場は競争がはげしくなるが、チャンスもたくさんある。
そのためには、研究開発とビジネスモデルの早期構築が必須。
だから、WWTTと戦略的なパートナーを組んだ。

王 当社の強みは世界トップクラスの高い生産性と価格競争力。
当社グループは携帯の入力装置の世界最大級の生産設備を持ち、世界シェアの過半数を生産している。
携帯搭載のためのモジュール化も世界シェアの半数を占める。

三吉野 つまり、WWTTとパートナーとなったことで、WWTTの生産設備・技術ノウハウを共有する生産提携が可能となった。
これは、世界的に最も安価で高品質な製品提供ができるようになったことを意味し、グローバル市場で受け入れられる大きな要素になる。
当社はハイブリッド認証やサーバー側でさまざまな認証手段を統合管理する「EVE MA」という認証プラットフォームを手掛けている。
(WWTTとの)共同開発の中身は、スマホ向けの指紋認証モジュールや暗証番号機能にとって代わるユーティリティソフト、また、ユーザーインターフェースの多言語化対応、新興国でも購買可能な価格競争力に優れた指紋認証ハードウェアなどの供給を念頭に幅広い製品を世界に展開していく予定

王 当社でも今後は、DDSの指紋認証に関するコアテクノロジーをもとに両者の技術・設備を持ち寄ってコストパフォーマンスの高い指紋認証製品の共同開発を行い、戦略的にグローバル市場に製品を供給していくことを目指す。
特にスマホやPCに共通して利用でき、メールやチャット、ファイルの暗号化などに指紋認証機能でセキュリティを強化できる「プライバシーQ」というブランドを核にプラットフォームとなるシステム製品群をDDSとともに開発して行きたい。

三吉野 当面の当社の戦略の柱は「技術の標準化」です。スマートフォンなどに指紋認証が標準搭載されてコアコンポーネントになる機運が見えた今、当社の独自技術が民生用途における世界的なソフトハード両面の標準化に貢献できると考える。
今後は、指紋認証製品で両者のシナジー効果を追及すると同時に指紋のみならずさまざまな生体認証に分野で当社独自の技術競争力を高めていく。

王 WWTTは上場以来、コアテクノロジーに注目して諮問認証関連の技術と生産設備に投資してきた。
DDSの持つ業界トップクラスの周波数解析ソフトウェアもそのひとつであり、増資引き受けにより戦略的提携関係を築いてきた。両者は非常に友好的で相互に踏み込んだ技術とビジネスモデルの共有を図り、ビジネスの効率を改善したい。
http://v3.eir-parts.net/extra/3782/pdf/130330_nenji.pdf
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これはとんだ情報を得たって感じ。
この記事を目にした人はラッキーかも。
今まで、どちらというと、バリディティとの関係性が強調されてたけど、DDSの年次報告書の中身のほとんどがWWTTの王CEOとの対談で占められてたということは、DDSが向かう方向性を株主に報告したことになる。
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「プライバシーQ」というブランドを核にプラットフォームとなるシステム製品群をDDSとともに開発して行きたい。
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つまり、世界最大のスマホモジュールメーカーのコアテクノロジーをDDSが担当することになる訳だ。
確かにバリディティとの関係も重要だが、WWTTとの連携はそれ以上に重要になるかも。
本当にこれ、世界標準になるんじゃないか?
詳しくは資料をきっちり読んでください。