(株)ディー・ディー・エス【3782】の掲示板 〜2015/04/15

　＠kan
そこそこの高値掴みで動きが取れず、待つ事しか能のない身は悶悶と夜を過ごす。
で、とうとう２,３日前、こんな夢を見ちまった。
退屈しのぎにどうぞ。
文中、人物等は実在ではないので悪しからず。
｛４の１｝
なぜかオレは神さまと二人、澄み切った星空の下、荒川土手で花見をしている。
断熱シートで作ったコートの袖をたくし上げ、神さまのコップに一升瓶を傾ける。
「まあどうぞ、ぐいっと一杯」
「ぐいぐい～、ひっく、ういっ、げふ～～っ」
神さまはゲップを放つと、
「やっぱ、お花見は、日本酒とひとつ出たホイだね！」
やおら立ち上がり、そして神さまは歌いだす。
「ひとつ出たホイのよさホイのホイ♪」
「神さま」といっても神々しいタイプのそれではなく、「ひょうきん族」でダメ出しするあっちの方。巨大な十字架を背負い、渋いカーテンを袈裟懸けに纏っている。
「一人娘とするときは～～♪」「あ、どした♪」
「親に相談せにゃならぬ～～♪」「あ、こりゃ♪」
「ふたごの娘とするときは～～♪」「あ、よいしょ♪」
「姉の方からせにゃならぬ～～♪」「あ、それ♪」
七番の「ななめの体位で」のところで土手通りから声が掛かった。
「こらこら、お前たちだな」
チャリ警――ずいぶんと太った警官が一人、立っている。
「この夜中に大声でひわいな歌をがなっていると通報が入ったぞ」