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(株)オークファン【3674】の掲示板 〜2015/04/15

オークファンがベンチマークとするクックパッドとの定量的比較から将来性を算出。

クックパッド
月間利用者数 2,000万人 (オークファンの4倍)
内、課金会員 90万人 (全体の4.5%、絶対数はオークファンの30倍)
月間の会員費  294円/月
推定月間売上  265百万円 (決算説明資料とも合致)
売上合計にしめる課金比率 61.6% (残りは主に広告収入)
課金会員の増加率 約130%前後 (前年比)
対象市場   レシピ、料理、O2O

オークファン
月間利用者数 500万人 (クックパッドの4分の1)
内、課金会員 3万人 (全体の0.6%、絶対数はクックパッドの30分の1)
月間の会員費 498円/月 (クックパッドの1.7倍)
推定月間売上 15百万円 (クックパッドの18分の1)
売上合計にしめる課金比率 26.3% (残りは、その他課金、広告、マーケ支援)
対象市場    EC、Small B市場

ここに先日IR発表のあった、仕入れモールが加わります。
課金会員の比率が仮にクックパッドと同様に4.5%になるとすれば、
課金会員数は22万人に。そこに年成長率の126%を加算すれば、安定的な成長は確実。
クックパッドの会員は、主婦層。オークファンの会員数はSmall B。
Small Bとはいえ、他社との競争となる場合は課金をしてでも、自社の業績を上げたいという思惑は働く。
よって、課金会員比率はクックパッドの4.5%などでは留まらず、10%くらいまでは余裕でいくのではないか。
仮に10%だとすれば、50万人に。全体の利用者数が今の倍となれば、課金会員は100万人になる。
この場合、月間の課金による推定売上は500百万円。ここに広告とマーケ支援が加わる。

そしてこのビジネスモデルのすごいところは、クックパッドと同じく、一度課金会員になると
その解約率が極めて低い安定的な収益モデルというところ。

上記数字は、幾分夢を含んだ分析で半値8掛けがいいところだとしても、
200百万円/月程度、つまり今の10倍超の収益は十分あり得る話であると見る。

クックパッドと違い、対象市場がEC市場であること、さらにはグローバルであることを考えると、
市場自体はオークファンの方が大きい。可能性は十分にあると分析している。

目先の決算数字がここに追いついてこないことはもちろん想定されるので、
その際の失望売り等は想定の範囲内。そこで狼狽せずにホールド出来れば、
数年後の株価は今の3万円(時価総額500億円)というレベルではすまないと思われる。

by Roubaibakka