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(株)SUMCO【3436】の掲示板 2019/08/11〜2019/09/03

>>470

さむ子の長期予報の余談 終

アナリストについての分析

結論 半導体市況の底打ちやSUMCOの底打ち先行してさむ子のコンセンサスが底打ちしました。

さむ子の2Q決算後、アナリストの目標株価は1551円から1429円と8%ほどの下げに止まりましたが、経常益のレーティングは2019年末が637億円から529億円と▲17%、2020年末が679億円から519億円へと▲24%も引き下げられました。殆どのアナリストは株価は底値に近く、これ以上は下げられない、しかし、業績の先読みはできないようですね。

とはいっても、アナリストの分析は会社予想と株価の後追いで、また、ファンダメンタルズで株価の予想なんてできないということに過ぎないのですが、・・・・。

  • >>472

    さむ子の長期予報の余談の余談

    さむ子の資本政策と株価(空売り)対策

    ①ウエハーの値上とポリシリコンの在庫削減による財務の健全化については何れまとめて書き込みますが、2019年末にはSUMCOの自己資本比率は50%を超え、グロスのD/Eは0.5を下回り、余程のことがない限り、中期経営計画の財務目標を越えます。以降の資本政策ですが、優先順位の1番は何といってもグリーンフィールドでの増産投資(300mmウエハー10万枚で550~600億円程度?)です。GWCが行ったようにパワー半導体向けの化合物半導体への参入や量子コピュータ関連への投資、ウエハーメーカーの買収などを検討してくれれば、サプライスですが、さむ子はシリコン事業に邁進といっていますので、この様な選択肢の可能性は低いと思います。常識的には増配(配当性向の引き上げ)と自社株買になると思います。

    ②株価(空売り)対策
    さむ子の株価にとって大きな影響を与えたのは、日本製鉄の持ち株解消に浮動率上昇と外資の空売りです。何もさむ子だけが空売りの対象ではなく、日本経済の世界シェアー低下によって日本のマーケット自体が空売りの対象になっています。そこで,株価(空売り)対策の優先順は、SUMCOの実力が正当に評価されるよう①ナスダックへの上場とSOXへの採用をめざす。②自社株買いは一挙に行わず、空売り対策として少しずつ徐々に行う。③個人の安定株主を増やすために安定的な増配を行えばいいと思います。

    これで、さむ子の長期予報は終了です。