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(株)薬王堂【3385】の掲示板 〜2015/04/07

>>3543

こんなマイナー株を注目しているご縁という事で。(笑

>資本対策として安いときに自社株買いを行うことも経営の一環だと思いますが,仮に行ったとしても,流動性が少ないので思うとおりにはいかないかなと思います。

薄板銘柄でも、毎日下値に自社株買いの買板が出続けることによって、損切り玉の受け皿や、これ以下の値下がりがないと判断した投資家の積極的な上値取りにつながり、目的通りの株数が取得出来なくても、PKO(プライス・キーピング・オペレーション)は十分可能かと思います。

もっとも、8月の月間出来高はなんと44千株しか出来ませんでしたので、自社株買いルールによる「1日に買付できるのは、直近4週間における1日あたりの平均出来高の25%以内」により、現状ではたった500株しか買付できない状態ですが・・。
ただ「買付枠10万株2.5億円程度」のIRを出して、出来高が増加(急増?)してから買付するのは十分可能だと思います。

>優待券も中部地方に住む私には金券ネットショップに売るくらいしかありません。
それでも,地元の消費者が優待目当てに単位株でも買ってくれれば,株価もだいぶ違ってくるでしょう。

ドラッグストアを含む小売業の株主優待は、全国規模で出店している会社以外は、店舗所在地以外の株主には特産品を贈っているので、優待族にはそこそこ人気がでると思いますよ。

日経新聞8月31日夕刊では、
「株主配分の一環として自社製品や割引券などを株主に提供する株主優待制度を導入する企業が広がっている。導入社数は8月末時点で1085社に達し、2008年10月の1067社を上回り、過去最高となった。14年1月に始まる少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)をにらみ、個性的な株主優待で長く保有してくれる個人投資家をひき付けるのが狙いだ。
今年に入り株式優待を新設したのは57社。8カ月野村インベスター・リレーションズ(IR)によると、上場企業や不動産投資信託(REIT)で今年に入り株式優待を新設したのは57社。8カ月間で昨年1年間の新設社数(56社)を上回った。14年1月にNISAが始まるため、より多くの個人株主づくりにつなげようと期中に株主優待制度の新設を発表したり拡充したりする企業が例年より多いという。」
とあります。
最近新設発表した「3392デリカフーズ」なぞは、発表前の478円(8月23日)→565円(8月30日)と18.2%も急騰しています。

?最後に夢を1つ。
西郷夫妻に後継者はいるのでしょうか?
経営からの引退を考え,大手に時価の2~3倍で売却発表ということもあり得るのでしょうか。

IR情報を調べたら、3月1日付で、営業本部営業企画部長→営業本部商品部長に「西郷孝一氏(ご子息か?」が就任しています。前年9月1日付で新設された営業企画部長に営業本部付から就任したばかりだったようですが、半年でそのポストを「西郷喜代子氏」に譲り、専務取締役営業本部長→専務取締役営業本部長(兼)営業企画部長に就任しているようです。

驚いたのは、その役員構成です。
社長         :1952年生まれ、創業者
取締役副社長管理本部長:1951年生まれ、2002年入社
専務取締役営業本部長(兼)営業企画部長:1953年生まれ、創業者の夫人
取締役総務部長    :1951年生まれ、2006年入社
取締役        :1950年生まれ、2012年入社

重厚長大の老舗大企業ならいざ知らず、役員全員が60歳以上(もちろん監査役3人も)のロートル集団で、且つ少数精鋭?の役員、おまけに夫人が専務取締役に座っているとは。。。
生え抜き等の役員がいないと言う事は、ワンマン経営者のイエスマンしか残れないという図式でしょうね。(爆
夫婦(資産管理会社分も含む)で55.8%の株を保有し、そのうち子息が役員就任すれば、取締役が5人中、同族(家族)で3人就任、役員の座はなおさら安泰ですね。

従って、ご質問への回答は、
業績が急悪化で資金繰りがつかなくならない限り、当面は売却はないでしょう。
もっとも「3391ツルハ」が急拡大中で、すでに東北での売上高、店舗数でダントツのシェアトップ。西郷社長も危機感たっぷりだと想像しています。

いずれ全国のローカルドラッグストアは再編される運命でしょうから、実績PBR0.82倍、予想PER5.39倍の超割安当社株にも、かなりのプレミアムが付く事でしょう。

「株価は会社の通信簿」。賢明な経営者なら、普段から株価動向に目を配り足元を掬われないようにしておきたいものですね。