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(株)メガネスーパー【3318】の掲示板 2015/06/12

決算遅れで高騰したケース

11月14日(ブルームバーグ):コンピューターネットワークシステムやソフトウエアの開発などを手掛ける 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)株がストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)を付けた。監査に時間がかかって遅れていた2008年4-9月期の決算発表を13日に行った。通期業績の見通しに変更はなく、過度な警戒感が後退したようだ。

CTCの株価は前日比345円(15%)高の2590円で午前取引を終了。東証1部上昇率ランキング3位に入った。一時は同400円(18%)高の2645円とストップ高を付ける場面もあった。

リテラ・クレア証券の井原翼理事・情報部長は「決算発表の遅延で何か問題が起きたのではという疑心暗鬼が広がっていた。発表を終え、特段悪材料が出なかったため安心感が広がった」と語る。CTCは当初発表を予定していた7日になって、新システム稼働に関する監査の手続き終了に時間が必要となったことを理由に、発表を14日までに遅らせると発表していた。

4-9月期の連結純利益は前年同期比71%減の13億3600万円と、10月28日に下方修正していた見込み値16億円を下回った。受注から売上計上までの期間が長期化する傾向が継続したうえ、開発不採算案件の増加、事業拡大に向けた人件費の増加などが減益要因。09年3月期の業績予想は据え置き、連結純利益は前期比12%減の135億円を見込んでいる。

決算発表と同時に、発行済株式総数の1.54%に相当する100万株、25億円をそれぞれ上限に自己株取得を行うことも発表した。取得期間は14日から12月11日。自己株取得で株式需給が改善するとの期待も高まった。