ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)神戸物産【3038】の掲示板 2015/08/04〜2015/09/09

396

cos***** 強く売りたい 2015年8月29日 11:32

もう一度検証をしてみます。

 為替予約は貿易調達をする側から原価コストを固定する必要から当然。これを急激な円安になり自社輸入しているが故、為替差益が増えていると考えます。報告書読むと昨年の40億円の利益に対して12億円の予定だから今の円高傾向への転換はこれが縮小するので明らかにマイナス。 

皆さん急成長銘柄との事ですが売り上げの大部分は業務スーパー事業で既に700店舗を超えて優良な出店余地は少ない。事実上場前後は毎年50店舗以上出店していたが近年は20店舗あまりの出店にとどまって大幅に鈍化。店舗増加率3%強の数字で売り上げ増加率10%前後の数字で昨年4倍今年2.5倍と実質一年で10倍以上の株価上昇の説明がつけるのは無理。 

太陽光発電事業については335KWの枠を保有とアナウンスも3年経過して進捗率は20%とやるやる詐欺状態。高収益事業をうたいながらいっこうに進まないのは採算性かなにかに問題があるのでは?実際株主総会で社長が1MWの必要設備投資は3億円と説明していたがそれであれば今から必要な投資は土地代を除いて7800億円前後必要になる計算。しかし神戸物産の財務みると既に自己資本比率は10%台前半。上場企業や同業の数字をみると20-30%の数字が並んでいるなかで特に目立つ低い数字。10%を切る与信要注意企業として新規の銀行融資が受けられない慣行からすると完全にレバレッジ効かせすぎの自転車操業状態。既に有利子負債は700億円を超えているなかで更に800億円の融資は困難。では新株発行してファイナンスはというと25%以上にわたる自社株買い入れをして新株発行をすることは笑いもので市場が許さないでしょう。実現には大量の株式を放出するしか可能性がないので大きな売り圧力になる。400万株(450億円以上)が市場で全部売却しても必要資金の半分にもならない。というより暴落しますので市場で買い入れできずでファンドか大手に売却する以外太陽光発電は実現しない。万一融資が受けられた場合ですが自己資本比率は一桁になる上に今の低金利であれば負担はないが国債暴落が噂されるなかで3%金利が上がっただけで赤字に転落する事態になる。第一今の利益で計算して借り入れ1500億円を50億円で割ると無利子で30年掛かることになる。これで高成長企業でしょうか?

では資金を投じて成長をはやしてる新規事業を見てみる。多角化をしているが今までの歴史は全敗状態。業務スーパー以外で成功して収益源に成長して貢献している事業があるでしょうか? まずエジプト事業50億円を投じたあと革命がおきて頓挫。小麦農場をとのビデオを出したが利益貢献の話が出ずに既に5年経過で塩漬け状態と見る。政情不安な国で大手も駐在所を置かない国であることを考えると無謀な投資であったのでは?
カンボジアの農場事業も3億円以上の出資を放棄して既に撤退。ホテル観光事業、NYのホテルとしゃぶしゃぶ店出店、北海道の観光植物園、九州の温泉と立て続けにうちだしていますが今まで 数年前厚生事業のホテルを数カ所購入して千葉と九州と北海道でホテル事業を行って全て閉鎖。
ホテル事業は専門業者でも低収益事業で競争が激しく湯快リゾートや星野リゾートのようにビジネスモデルとノウハウが持ったところが一人勝ちで多くは倒産予備軍の衰退産業。そこへ何もノウハウもない事業者が参入して収益を上げるにはかなりの困難を伴い成功モデルを確立するまでは派手な事業投資をすべきでないと考えます。まして資金的な余裕が厳しいなかで行う事業ではない。皆様は北海道のなかでもそれほどアクセスが良くない地域にある植物園に出かける気になりますか?今全国の温泉地で経営危機に陥っているところがどれだけあるかわかっていますか?

それで40倍超えのPERから88万株の買い残、今から100億円の信用解消売りと立ち向かいながら株価が上昇することはないと考えます。新薬やゲームのように爆発的なヒットで利益改善することはない。三井物産であればPBRも1を下回っていて配当益も4%とれるのに神戸物産が10倍以上に急騰した今から更に株価2割上昇することを期待できるでしょうか?
所詮スーパー事業です。冷静になるべきだと思います。  

私個人の意見ですが皆様の意見 反論も是非お聞きしたいです。 宜しくお願いします。

  • >>396

    あなた買い遅れか、損切した方でしょ
    買い残が多いのは貸借銘柄じゃないから信用売りができないだけで、新興銘柄にはよくあることです
    株価は会社の将来性に掛けてるのだから今はPER40倍でも、会社が成長すれば今より安くなってるかもしれない
    今のところ配当も毎年あげてるし、分割もするし、自社株買いして浮動株を少なくし既存の株の価値を高めているのだから、ネガティブな意見で株主の不安を煽るのはいかがなものかと・・・
    株式投資は自己責任なので、皆それなりの覚悟で投資してると思いますよ

  • >>396

    長文を買いていて、ありがとうございます。

    株価は確かに急上昇なので、さらなる調整があってもおかしくありません。

    ソラーについて、政府の政策(その年の売電価格)が大事です。民主党当時の政策で参入者が多くなっていました。我々の電気代が毎月のようにじわじわ追加料金が増えています。いま政策も変更となっていて、設置で地元住民と調整するのも時間がかかります。設置した後は売電価格など主なファクターが決めっていて、運営するだけなので、売却しでも良いです。神戸物産は借金して持つ必要がありません。次のビジネスにチャレンジすればよいです。

    北海道観光農園の開発は北海道新幹線の開通に合わせています。来年新函館北斗駅まで開通します。大沼までは当面バスなどで十分対応できるはずです。

  • >>396

    cosさんのレスを拝見しましたが、素晴らしい思考回路や投資理念を持っている方のように感じました。私は上昇予想派なので反論になってしまいますが意見・反論をとの事なので記載させて頂きました。私は神戸物産に対してはポジティブな意見もネガティブな意見もありますが、トータル的にはまだまだ上昇すると考えます。cosさんの理論に対しても私なりの意見を記載しますので長文になると思います。興味のない方は読み飛ばして下さい。また、読まれる方も私の個人的な意見なので参考程度に読んで下さい。

    上昇予想の大前提ですが、今見えている数字を元に株価は形成されていますが、cosさんの的を得た指摘はある程度目に付きやすい数字だと思います。なので今の株価にも織り込み済みであると思っています。予測しないと分からない数字がこの会社には多くあり、それは株価を下降させるより、上昇させる要因だと考えます。例えば今回の上方修正です。修正された数字を下回ったのを見たことがありません。
    数字を見るだけではこれぐらいかと予想しますが、会社の体質かもしれませんが実際に達成出来る数字を過小評価して出しているように思います。これは伸び率が高すぎただけかもしれませんが。

    では上昇予想の理由ですが、土台であるスーパーが驚異的に強いことです。食品小売りは昨対を割っている企業が多い中、増税時に、既存店で昨対を超えている所を見ると世の中のニーズに合った会社なのは間違いないと思います。今後、淘汰されていく中で神戸物産は間違いなく淘汰する側になると思います。10%増税時にも顕著に結果が現れると思います。

    上昇時に無借金だった企業でこれだけ右肩上がりの業績なのに、700億もの借入れをする必要があるでしょうか?これは明らかに戦略だと思います。その為自己資本比率が良い数字に見えなくなっていますが、強い意志を感じます。低金利時代に現金を集めるのは今後を見据えての事でしょう。

    自社株買いの意味を考えた所、株主のことを考えるのであれば、増配で終われば良かったのではないかと思います。あれだけ急上昇しているので株価でも十分に株主還元が出来ているので、自社株買いをする意味を予測する必要があります。株価を上げる、維持することが必要だったのではと考えると答えが出てくるでしょう。

  • >>396

    自社株買いを発表したのが、丁度金曜日の終値くらいだったと記憶しています。この価格に自社株買い・上方修正・分割・優待分を乗せるのが妥当ではないかと思っています。(上の意見と矛盾しますが…)ちなみに私は分割は中立とは考えていません。中立という考え方が間違っているとも思いませんが、この会社と同様、今の時代、価格が低いということは大事で、手が出せる価格になれば株価上昇の手助けになると考えています。

    PERは確かに高いですね。上方修正の数字で計算しても38%を超えているので割高なのは正しい意見だと思います。しかし、ROEや単体の売上高販売管理比率等は素晴らしい数字ですね。一般の会社の十分の一程の販管費なのでものすごく効率の良い経営なのが伺えます。個人的な意見ですが、この会社のPERは100%程でも良いと思っています。

    為替差益については、確かにチャイナショックまでは円安が進んでいましたが、毎月の終値ベースでは上下回数はほぼ同じです。デリバティブ評価益は経常利益に含まれ、IRを見る限りでは経常利益と為替の上下は比例していない為、単純にドルを保有している訳ではないので今回の事で半減するということはないでしょう。それよりヘッジに使用している金額は不明ですが、この会社の規模でこのデリバティブ評価益を見ると、継続的に毎月収益があり、投資部隊のドル買いのタイミングは神掛かっているように思います。

    出店については同意見です。IRの数値では前期27店舗、今期21店舗(3/4時点)で前年より少し増えていますが、確かに飽和状態なのではと思います。但し、それは1都3県や2府4県あたりの話しで全国的にはまだ余地があるのではとも思います。この会社のグローバルな思考を踏まえると国外への展開もあるでしょう。そうなった時はさらに株価上昇の後押しになると思います。

    太陽光発電事業については、計画通りではないのでしょう。最終的に収益は上げるのかもしれませんが、第二の柱になるとは思えません。新規事業についても全てが上手くいくとは思えません。特にホテル事業は一度失敗している為、不安に思います。しかし、土台がしっかりしているので、チャレンジ精神があれば、近い将来第二の柱が出てくるのは間違いないと思います。

    長文失礼しました。