ＲＩＺＡＰグループ(株)【2928】の掲示板 2018/10/15〜2018/10/16

>>659

掲示板の主旨にそぐわないのですが、長文失礼します。

私も、日本人は宗教的に信心深いとは思いませんし、宗教は冠婚葬祭以外は意識しない人が多いと思います。
しかしながら、日本人の高い倫理観（人に迷惑を掛けないようにする、礼儀正しい、弱いものを助ける、和を重んじる、など）は武士道の影響が大きいと思います。

外国人の中には、日本人の精神性をサムライと同一視している人もかなりいると思います。

人間は心の中に天使と悪魔の両方がいると思います。生まれ持った無垢な心では、天使が支配的と思います。生物的に考えても、仲間を大切にすることは種族保存の原則に叶います。いわゆる性善説です。

しかしながら、生きていく中でいろいろ傷つけられたりするにつれ、欲望、猜疑心、ねたみ、差別意識などが芽生えて悪魔が育ってくると思います。

これまで、いろいろ寄り道して人生を歩んできましたが、私独自に辿りついた考えでは、体と心の栄養が充分摂れて、心身とも健康であれば、あとは本人の心の持ちようで、人によっては食べ物と寝るところさえあれば、人として豊かになれると思います。

私は、宗教は人が生まれ持っている良心を育て、誤った道に行かないようにする有効な手段とは思いますが、その役割は宗教に限ったことではないと思います。宗教は、人生に迷った時の最後の救いとして意義があると思います。

日本は風土的に古来から、自然の恵み豊かな国で、水や食べ物も世界から見れば充分足りており、木材や工芸作物も豊かです。そうした恵まれた環境であったことと、農耕民族であったことに加え、武士道の影響でモラルの高い国民性が形成されていったと理解してます。