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キユーピー(株)【2809】の掲示板 〜2015/04/27

>>9866

hisはうそつくな。

ドイツは戦争責任に対して誠実に向かい合ってきたのです。謝罪・賠償はもちろん歴史教科書の共同執筆などで隣国との和解に誠意を尽くしたからこそ現在EUの主導的立場にあるのです。

ナチスドイツによる侵略・植民地支配の被害者に対する損害賠償ではドイツ連邦政府は2000年に6400社の戦犯企業とともに賠償基金「記憶・責任・未来(Erinnerung,Verantwortung,Zukunft)を立ち上げて165万7000人の被害者に対して巨額の賠償をしてきました。その額は2006年までの6年間だけでも43億1600万ユーロ、当時の日本円に換算して6470億4000万円です。そして現在でも戦後補償を行い続けています。

日本はどうかと言えば、政府は侵略・植民地支配の責任を自国が強国であることを悪用して被害国指導者たちに個人賠償を放棄させました。その結果、個人補償については1995年に民間の良心的知識人による「慰安婦」に対するアジア助成基金だけで、支払われた金額は7年間でたったの5億6500万円でドイツの1000分の1にも達していません。しかも政府が主導したものではないため、アジア諸国からの反発も激しく、韓国では基金を受け取った人はたったの7人でした。

日本は戦犯国家を卒業できず、企業は戦犯企業を卒業せずにアジア諸国で労働力と資源を搾取・簒奪し続けているのです。だからこそ韓国国家では日本の現存する戦犯企業299社が公開・糾弾されるし、韓国、中国で戦犯企業の訴追が現在行われているのです。

因みにドイツは戦後に東西に分断されて対立と夥しい離散家族を生じて苦しみました。このような中で戦争責任を果たしてきたのです。

日本の戦争犯罪で分断されたのは加害国日本ではなくて被害国朝鮮でした。しかも日本は朝鮮戦争でアメリカの戦争犯罪に武器弾薬から米兵の死体袋まで、ありとあらゆるものを作って差し出すことにより巨万の富を得て経済大国の下地を作ったのです。

戦争責任を果たす上で謝罪・賠償は重要ですが、最も重要なことは戦争犯罪の最高責任者を断罪することです。当時の『悪の枢軸』だった日本、ドイツ、イタリアではどうだったでしょうか。

ドイツではヒトラーはピストル自殺して自ら責任を取った。イタリアではムソリーニは海外逃亡するところをパルチザンに捉えられ、市中引きずり回しの上逆さ吊りにされて晒された。

日本では超A級戦犯裕仁はマッカーサーに沖縄をまるで手土産のように差し出し、命乞いし、自分の巨悪の戦争犯罪をすべて東条英機らA級戦犯になすりつけて国民を騙して戦争責任を誤魔化したばかりか『平和国家の象徴』になった。

戦犯裕仁を断罪して天皇教を止めない限り日本は戦犯国家を卒業できずまともな国にはなりません。