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(株)DNAチップ研究所【2397】の掲示板 2021/10/19〜2021/12/09

>>541

わかりやすくまとめていただきありがとうございます。

②の競合先について、私はAmoyDx 肺癌マルチ遺伝子 PCR パネル(コンパニオン、2021年6月&8月製造販売承認、保険未収載)も含めて認識しています。
チップ研ほかの遺伝子パネルがNGSなのに対してこちらはPCRなので変異アレル率を出すことができませんが、検出感度は比較的高く解析期間が非常に短い(3日程度)などの利点があります。対象遺伝子はEGFR、ALK、ROS1、BRAF、METの5種類です。

⑤のチップ研製品の利点についてですが、細胞診検体の処理が従来より容易な方法(ジーンメトリックスのGM管)を採用している点も優れていると考えます。

現時点では肺がんコンパクトパネルが最もコンパニオン検査として優れた製品だと思っています。懸念があるとすれば、今後大企業が同等またはそれ以上の製品を発売した時の競争力でしょうか。

(ポチポチさんが夜にはコメントを消されるそうなので、その後このコメントも消します。)

  • >>543

    こんな感じらしいですよ!

    AmoyマルチPCRパネルとの違いにつきましては、AmoyはPCR法、コンパクトパネルは次世代シークエンサー法という大きな違いがあります。
    コンパクトパネルでは、腫瘍割合を示すアレル頻度の算出が可能ですが、PCR法ではそのような情報は出てきません。お薬の効果との対応において、アレル頻度は有用な参考情報になります。
    また、コンパクトパネルの方が必要な核酸量が少なくても、さらにはクオリティが悪い検体でも十分に解析可能な点に違いがあると考えています。
    クオリティが悪いとアーチファクトが増えてきますが、次世代シークエンサーでは、配列をきちんと確認することができる点で特異度の面で優れているからです。
    Amoy社キットでは 添付文書の情報からですがRNAについて60ng x 8 = 480ngと、非常に多くの検体量を必要とするため、小さな肺がん生検では適用が難しいケースがほとんどではないかと考えており、コンパクトパネルでは、そのような微量な検体にも対応できるように高性能な製品として開発されました。

    さらには、コンパクトパネルでは細胞診検体でも十分に解析可能であることを共同研究により示されています。より侵襲性の低い検査オプションの提案につながるらしいです。

    >わかりやすくまとめていただきありがとうございます。
    >
    >②の競合先について、私はAmoyDx 肺癌マルチ遺伝子 PCR パネル(コンパニオン、2021年6月&8月製造販売承認、保険未収載)も含めて認識しています。
    >チップ研ほかの遺伝子パネルがNGSなのに対してこちらはPCRなので変異アレル率を出すことができませんが、検出感度は比較的高く解析期間が非常に短い(3日程度)などの利点があります。対象遺伝子はEGFR、ALK、ROS1、BRAF、METの5種類です。
    >
    >⑤のチップ研製品の利点についてですが、細胞診検体の処理が従来より容易な方法(ジーンメトリックスのGM管)を採用している点も優れていると考えます。
    >
    >現時点では肺がんコンパクトパネルが最もコンパニオン検査として優れた製品だと思っています。懸念があるとすれば、今後大企業が同等またはそれ以上の製品を発売した時の競争力でしょうか。
    >
    >(ポチポチさんが夜にはコメントを消されるそうなので、その後このコメントも消します。)