(株)メディビックグループ【2369】の掲示板 2015/07/25〜2016/01/26

>>74

少し勘違いされているようですので…
自己資本比率が高いと、一見すると健全財政であるかの様に見えます。しかしこうした会社の実態は全く違います。お金を借りる必要のない健全財政だから自己資本比率が高いのではなく、経営状態が危ないので銀行などからの借り入れや債券の発行といった通常の手段では資金調達ができないため、他人資本が少ないというのが実態です。「継続疑義」が付いているのはそのためで、つまり、毎年の赤字を埋めたり、破綻を免れるために、株式市場で株券（第三者割当）を売り出すことでお金を調達しているため自己資本比率が高くなっているだけです。
怖いのは、こうしたことを繰り返しているうちに、経営陣の倫理観も欠如してしまい、しまいには株券という紙切れが会社の主力商品ということになってしまっている会社も多いこと。当然ですがこうしたことを繰り返せば株式の希薄化によって株価は下落を続けてしまい、あげくの果ては、ボロ株、紙屑といわれる銘柄になってしまいます。