(株)YE DIGITAL【2354】の掲示板 2018/09/29〜2019/08/20
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> 全体の売上が、減少または、現状維持(微減)の傾向ですが、
> 新規顧客を拡大を狙っているこの会社の意向に逆行して、
> 親会社への依存がますます高まっています。
>
> 3位以下だけ見ても年々減っているし、
> 親会社以外の2位以下で見ても同じで、
> 「110億円 → 90億円」と、わずか2年間で20億円も減っています。
今週、親会社の決算発表がありますが、市場全体でもかなり注目されています。
ここ2年、YEデジタルの売上高で、他の一般企業への売上は減少しているのに、
安川電機への売上だけが大きく伸びているので、それなりに重要な気がします。
1つ気になっているのは、
安川電機が、YEデジタルをどのように考えているのかという点です。
親会社に対する売上であっても、売上は売上なので、増えるにこしたことはないです。
ただ、親から見て、安価で発注出来て比較的無茶な要求も言い易い都合の良い下請けなのか、
それとも、身内の企業なので、あまりコスパは求めずに、
子会社の利益も配慮した発注をしてくれているのか。
例えばの話ですが、
安川電機の決算内容が、売上は下がったが利益は増えている「減収増益」の場合だと、
安川電機がYEデジタルに対する発注を増やした意味合いも変わって来ます。
安くでやらせておけ、そういった意図は無いのか?
と邪推してしまう訳です。
qwe***** 2019年4月1日 07:31
決算資料の中の、P15の主要顧客の売上が気になり、
中期経営計画の3年間の売上の推移を調べてみました。
<2016年度>
安川電機: 24.4億
富士通 : 21.6億
3位以下: 88.2億
合計:134.2億
<2017年度>
安川電機: 25.9億
富士通 : 20.2億
3位以下: 78.7億
合計:124.8億
<2018年度>
安川電機: 34.6億
富士通 : 15.3億
3位以下: 74.6億
合計:124.5億
上位2社の数値だけ公開されているのですが、
親会社だけ増えているが、他社は年々減っています。
富士通は、今、大リストラの真っ最中で内製化にシフトしているので、
今後も社外への発注を減らして行くでしょう。
全体の売上が、減少または、現状維持(微減)の傾向ですが、
新規顧客を拡大を狙っているこの会社の意向に逆行して、
親会社への依存がますます高まっています。
3位以下だけ見ても年々減っているし、
親会社以外の2位以下で見ても同じで、
「110億円 → 90億円」と、わずか2年間で20億円も減っています。
百歩譲って、親会社への売上でもいいから、
今後も34億円程度の売上キープが可能ならまだいいが、
親会社の売上がこの2年間で41.8%も急伸したのが、
継続的なものなのか、それとも、一時的なものなのか、
もし後者であれば、今後より一層、新規顧客からの受注を拡大させないと、
正直この先に売上を伸ばすのは、かなり難しいと思います。
親会社は、今や日本の証券取引市場においても、
中国依存度の高い企業の代表格扱いにされています。
中国の減速がますます顕著になれば、
前年度のような親会社への売上拡大が見込めるのか不明。
とにかく、冷静に数字を見れば、外部の会社への営業力が
年々弱体化しているのは間違い無さそうです。