ＮＥＣネッツエスアイ(株)【1973】の掲示板 〜2015/04/15

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ＮＥＣグループで、情報通信システムを設計・販売するＮＥＣネッツエスアイ（東京、東証１部上場）は１７日、
子会社の経理課長の男性（４８）が２００５年から約８年間にわたり、総額約１５億円を着服していたと発表した。
小切手を二重に振りだすなど不正な会計処理を重ねていた。着服金は競馬などに使ったという。

着服があったのは、紙幣の識別装置を製造販売するネッツエスアイ東洋（川崎市）。経理部門が長く、通帳や
小切手を一手に管理していた男性は０５年７月ごろから架空の小切手をつくり、現金化していた。通帳や銀行の
残高証明書も偽造していたという。

昨秋の社内調査で実際はないはずの売掛金の記録が見つかり、横領が発覚。動機については「競馬にお金を
つぎ込み、損を取り返そうと、さらに着服を重ねてしまった」と話している。

同社は、男性を懲戒解雇とし、業務上横領で刑事告訴する方針。着服した１５億円は過去の決算にさかのぼり、
損失計上する