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前田道路(株)【1883】の掲示板 2020/02/21〜2020/03/25

>>28

投資家にとっての臨時株主総会の意義
前田道路は、経営権を誰に委ねるかの決定を事実上、株主に委ねた。
特別配当に賛成するか否かによって。

特別配当に反対して、TOB撤回を阻止すれば、取締役は前田建設が任命する者に交代になる。ゆえにTOB賛同者。
特別配当に賛成すれば、TOB撤回できる事由をあたえ、取締役は任を解かれない。ゆえにTOB反対者。

投資家はどちらを選ぶか。
昨日、巨額な現金払い出しは会社価値を棄損して、許せないという書き込みがみられた。
であれば、特別配当に反対票を投じるだろう。
 24%は特別配当に反対ゆえ、総会出席者の半分の議決権をとるのに、20%はいらないだろう。
 (持株会を除き)74%のから20%は、1/3未満の反対でよい。

提案1につき、前田道路の臨時株主総会では、議案に関係ありません。
TOB撤回は、事前のTOB条件に、TOB公告に記載のある重大な不利益変更事由が生じた場合に、撤回が許される。したがって、4/14の総会決議にて、特別配当が決定されたときに、TOB撤回事由が生じ、それまでは撤回できない。
つまり、3/4のTOB期限日は4/16まで延長されることが前提になる。
TOBは、いったん公告すれば、TOB価格を下げるなどの投資家にとっての不利益変更は許されない。だから、買付者の条件が著しく悪化するような不利益変更事由が生じれば、TOB撤回を認め、撤回すれば、条件を変えてTOBをかけることは禁止されていない。
TOB価格は一般に過去一か月の平均x50%プレミアムなので、配当ち後に2600円であれば、3900円となる。すなわち、昨日今日の価格がそれを物語る。