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米東部時間12月7日午後2時30分CNBC

ブレント 61.67ドル 0.11ドル高 WTI52.13ドル/バレル、0.64ドル高

『OPECとアライアンス国日量120万バレル減産で合意』

<抄訳>
--要旨--
・市況活性化目的に主要産油国で減産合意
・アライアンス加盟国で日量120万バレルの供給削減
・イランの当規制からの除外でOPEC合意

--本文--

主要産油国は、困難な二日間の会議を経てトランプ米大統領の反対を押し切り、市況活性を目的に減産合意に達した。

6日には原油減産の条件についての合意形成迄詰め切れず、産油国間での深い溝が見られたが、7日オーストリア・ウィーンOPEC本部でロシアを含めた産油国間で合意に決着を着けた。

アライアンス国は2019年上半期の間は120万バレル/日の供給削減を行う。
そのうち80万バレルはOPEC加盟国15ヶ国、40万バレルはロシアを始めとするOPEC非加盟産油国に割り当てられる。

この決定は、総会前の市場予想140万バレル/日減産案に沿う形だ。

<中略>

2008年経済危機以来の最悪の油価下落の底となる時期に、OPEC加盟国外産油国参加での総会は開催された。
ここ2ヶ月で油価は30%ほど下げが、原油輸出国々家財政には圧力となったに違いない。

2017年1月にもOPECはロシア他多くの産油国の協力も得て、油価低迷阻止で供給制限を行っている。
その後、ベネズエラでの原油生産の急落やリビアでの生産途絶が起きたことから、産油国の減産が当初想定量以上となり、6月には方針を改め増産を合意した

8日の会合では協議は暗礁に乗り上げたが、ロシアは減産に傾いた。
ロシアが具体的に減産にどう取組むのか明らかになるまで、OPEC加盟15ヶ国は減産量をどれくらいにするか決めあぐんだ。

ロシアは10月の1,140万バレル/日から2%減産となり、日量では22万8千~23万バレルとなると、ロシアのエネルギー相アレクサンダー・ノバクは語った。
他方、ノバクは冬季に原油バルブを閉めることの物理的困難を理由に、ロシアの減産が時間をかけて行われることを示唆した。

また、OPEC筋によると、討議は別の問題でも7日の早い時間に行き詰まりを見せた。と言うのも、サウジアラビアがイランを減産対象から外すことに拒否の姿勢を見せたからだ。