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NEXT NOTES ドバイ原油先物 ベア ETN【2039】の掲示板 〜2015/08/30

CNBC28日記事
【油価反発は短命?】③

アナリスト達は、今後様々な国の次の動き次第で不安定さが再び増幅され投資家たちが神経を苛立たせると予想する。
取り分け、各国の中央銀行の動きや中国の景気動向が恰好の標的とされがちだ。

28日の週はイランやベネズエラが原油安進行阻止のため緊急ミーティングを要望する兆候を示したとか報道があったものだから、OPECメンバー国でさえもナーバスになっていた。
今回の市場の動揺は先の読みがたいだけに、攻めに回るよりも注意深く且つ実利的になれ、と投資家たちは言われていた。
ボラティリティトレンドを追いかけたのは原油市場ばかりでなく、他の相場でもそのトレンドに乗っていった。
マッコリー・グループのグローバル金利・通貨ストラテジスト、ティエリ・ウィズマンは「ブラックマンデイ」以来の典型的なボラティリティの連続襲来だったと25日に語った。
「大きな下げ局面の後には大きな上昇局面が後から付いて来やすい。そしてその後数日は好調を保つがやがて余震が訪れる。今日(25日)上がったことは驚くほどでもない。今後数日は上げ基調を続けるだろう」とウィズマンは25日にCNBCに語ったが、実際その後数日世界市場は上下に揺れた。

原油と株式の相関は「いつもより少しは高まった」がAveragejoeoptions.com(アベレージジェオップションズ)の創立者兼執筆者であるトッド・ホロウィツはその傾向は直に解消するとみている。
「成長と言う要素が欠落していることが気がかりだ。油価が下がっているのを見ていれば、本当の問題は成長が欠落していることに関係しているとわかる。成長がないからマーケットには下押し圧力がかかるのだ」「結局のところ、今の水準が油価の底値だが、時間が経てば大きな需要も出てくるし、在庫もこれまでと違った方向に動くだろう・・・今までになかったファンダメンタル的な問題も出てくるし」とホロウィッツは語る。
(了)