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(株)ジャパンインベストメントアドバイザー【7172】の掲示板 2020/04/03〜2020/04/19

オペリースのスキーム
①レッシー(借り手)
②SPC (営業者)JIA
③投資家(出資者)
④金融機関

航空機の持ち主は、出資者 
JIAは、営業者(他人のふんどしで相撲を取る)
レッシー(借り手)は、ANA・JAL・LCC等でリース料を支払う。
商品出資金は、投資家から預かっている出資金であり、航空機ではない。

オペレーティングリースは、リース期間満了時における物件の中古価格(残存価額=残価)を第三者の鑑定評価に基づき設定し、満了後に物件を売却することを前提に、物件価額から残価を差し引いてリース料の支払い総額を決定する。

借り手は、支払い総額は少なくなり、支払負担は減る。一方、貸し手側(出資者)は、リース満了時の物件売却価格が残価を下回って損失を被るリスクを負う半面、残価以上の価格で物件を売却できればキャピタルゲインが得られる。貸し手は資産を所有することにより減価償却のメリットを享受できる。

営業者(JIA)は、匿名組合の組合員となる法人投資家(以下、投資家)から出資を募り、借り手(レッシー)に貸与するための物件を購入する。営業者は月々のリース料をレッシーから受け取り、その利益を投資家に分配する。

リース期間満了後、営業者が物件売却によって得た利益についても、出資口数に応じて投資家に分配される。

営業者は、当然、当該オペレーティングリースの費用(貸与する物件の減価償却費及び借入の金利等)負担する。「日本型オペレーティングリース」での実際の投資家への分配は、収入からその費用を差し引いた「損益」が投資家に分配される。結果的に、投資初期は減価償却負担が大きく、将来の利益を期待しながらも損失が先行する投資となるため、投資家は、投資初期に分配された損失を自社の損益計算書に計上することで利益の繰り延べ効果を得ることができる。

  • >>298

    このコメントはJOLの販売前後でJIAのBS・PLに与える影響が変わってくることを理解してない。
    (そして、JIAとSPCはイコールではない。むしろJIAからも出資者からも切り離す為にSPCを作ってる。)

    「商品出資金は、投資家から預かっている出資金であり、」

    ここの部分が間違い。

    JIAの決算説明会資料に出ているように、商品出資金は「今後販売予定の」匿名組合出資金。販売までの間、JIAが一時的に立替えているもので、金を出しているのはJIA。(そもそも他人から預かってるものなら、資産計上じゃなくて、負債計上だろう)

    販売したらJIAのBSからは消えて、そこで初めてリスクが出資者に転嫁されることになる。BSに乗ってる商品出資金はJIAがリスクを負ってる部分。ここが現金化されなかったら、困るのは出資者ではなく、JIA。