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(株)力の源ホールディングス【3561】の掲示板 2019/12/31〜2020/08/14

中国香港の影響さらに分析してみました.有価証券報告書によると,中国・香港のロイヤリティは「売上高に一定の料率を乗じた額」です.売り上げが減れば,ロイヤリティも減ります.これを念頭において,2Q決算短信を見ると,かなりまずい状況のようです.2Q説明資料によると,予定する2020年3月期通年のセグメント利益の前年度からの増分予定は,国内店舗運営+33百万,海外店舗運営+138百万,国内商品販売+59百万,その他-1百万,本社コスト-35百万の合計+193百万です(あくまで予定です).一方この利益増の予定に対して,2Qの決算短信にあるセグメントごとの利益増はというと,国内店舗運営の利益増は-30百万,海外店舗運営の利益増は+37百万,国内商品販売+23百万,その他+16百万で,全社費用を調整した後の営業利益は56百万の増でした.つまり国内店舗は利益増どころか利益減で一方,海外と物販とその他で,ある程度の利益増を出せたということです.今後中国の売り上げ減とロイヤリティは確実に減少するでしょう.ただし,もっとも2/10発表の3Qは12月までですから,新型肺炎の影響はまだ出てこないはず,顕在化するのは4Q本決算です.