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(株)カクヤスグループ【7686】の掲示板 2020/01/09〜2020/04/28

カクヤスが売上を拡大していくには、①得意先1件当たりの売上を増やす、もしくは②得意先の数を増やす、ことが必要になります。

しかし、コロナショックにより、①得意先の営業時間短縮や休業、来店客の減少で1件当たりの売上が減り、②得意先の倒産や閉店で得意先の数が今後減っていきます。

このダブルの効果で、売上が急激に減少するだけでなく、得意先の倒産で売掛金(12月末現在で102億円)の貸し倒れが多発してくると、利益が急減する恐れがあります。

飲食店の手元資金は1月半ぐらいと言われており、早ければ4月末、さらに5月末めどに倒産する企業が多発するのではないかと言われています。

(参考)
「4月末が山場に!」多くの企業倒産も…飲食店経営者が“家賃減免”の法整備求める
2020年4月22日 水曜 午後8:30
https://www.fnn.jp/articles/-/35056

カクヤスの株価は、宅配期待やミクリード繋がりの思惑で4/23の高値1,534円で3/17安値789円から+94.4%上昇し、公開価格1,600円の95.9%まで回復しました。

需給でここまで上げてきましたが、事業の実体は何もよくなっておらず、むしろ悪くなっており、どこまで悪くなるのか、その悪い状態がどれぐらいの期間続くのかは全く見通せていません。

ここから上値を期待するよりも、上昇一服による利確売りや、悪材料を織り込んで下がるリスクの方を心配したほうがよいように思います。