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エンカレッジ・テクノロジ(株)【3682】の掲示板 2019/03/31〜2020/05/25

さらに高く飛ぶための、足腰を鍛える1年に
 一方で、同社はこの3年間を振り返り、クラウドサービスや新製品開発については満足のいく結果ではなかったと考えており、そのために必要な(業界全体の課題である)人材確保に向けた取り組みの強化に着手し、シニア採用強化、業績連動型賞与制度やJESOPの導入など、給与、福利厚生面の充実を図った結果、2期前より15名増員し、グループ全体で136名体制となっている。

 また、今期の業績見通しは、売上高については、1.4%の増収と、同社にしては控えめな数字に映るが、これは、前期の大型案件があったことの反動を考慮したものだ。そして、利益面については、戦略的に、研究開発を加速させるため、研究開発費の増加、及び、営業部門の増強に取組み、その結果、販管費を21.8%増加させることを計画しており、この結果、営業利益、経常利益で30%程度、純利益で24%程度の減益見込みとしているが、これは、3年間を振り返りの"満足のいかなかった部分"への対応であり、次期以降の戦略のためである。

 さらに高く飛ぶための、足腰を鍛える1年。
 放送の中でも、今後の目標として「新たな市場を創る」と言われていたが、採用の際にも「ソフトウエアを作るのではなく、新たな市場を創らないか」と語るという。
 同社の最大の強みは、「証跡監査」という新たな市場を自ら創った実績とその後の高い評価に加え、創業期と同じく、「また新たな市場を創る」という気概を常に持っていることである。