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(株)ディー・エル・イー【3686】の掲示板 2021/12/25〜2021/12/28

BUSINESS INSIDER より抜粋



アーティストの試験場となる「Triller」

いずれのアプリもTikTokと差別化を図ってはいるが、弱点もある。楽曲コンテンツが少ないという問題だ。
そこをカバーしているのが、アメリカで2015年からサービスを開始している「Triller(トリラー)」だ。
全世界でMAUは6500万人で、日本でも朝日放送GHD子会社のDLEが出資したことで話題になった。

トリラーの特徴を一言で表すと「楽曲を広めたいアーティストのための試験場」。ソニー・ミュージックやワーナーミュージック、ユニバーサルミュージックなど世界最大級の音楽レーベルと契約し、充実した楽曲コンテンツを揃える。
ユーザー発信のオリジナル音源のアップは可能だが、他のユーザーはそのオリジナル音源を使用することはできない。あくまでアーティストが発信した楽曲のみ、ユーザーは動画に使用できる仕組みだ。
さらに、ユーザーが好みの曲に合わせて撮影・投稿した複数の動画の中から、人工知能が最良の部分を自動でつなぎ、まるでプロが制作したかのようなミュージックビデオに編集してくれる。AppleMusicなどと連携し、投稿画面から楽曲サブスクリプションサービスへ、直接リンクされているのも特徴だ。


アメリカではTikTok同様、音楽業界に与える影響も大きく、新曲の発表のために試験的に楽曲をトリラーで公開するアーティストも多い。米ビルボードは7月、トリラーのチャート「TOP TRILLER GLOBAL」を新設した。