(株)ジャパンディスプレイ【6740】の掲示板 2019/10/07〜2019/10/10

此処の売り煽りの中で、個々の職員の行状を攻撃するのは真の責任を隠蔽する目的で行っているのではないか。

この数年のＪＤＩの経営悪化の原因第一は迷走である。経営陣の意思は統一されず、それぞれの派閥に機構と経産省の個々の人物がつき、右に左に指示が変更される。意思決定は最後は社外でなされるため経営陣の責任は全く無いし、最後は赤痔を拭いた後退職金をもらってトイレットペーパーのように流されて終わりである。後は悠々自適の生活を送るだけである。

次の原因は組織整理ができてなかったことである。過大な設備と人員を抱え、その上白山工場を立ち上げ、切羽詰まってから多少の整理をしても後追い時雨である。設備投資と組織整理に経営の見通し・戦略というものが全くない。これも決定権が社内に無いということが大きな原因である。

その次には最大顧客のお林檎様との交渉能力の欠如である。林檎は4～5年の中期を前提に受注競争の下地をこしらえ、常に供給側が過剰になるような条件を融資も含め準備している。注文のやり方も供給側が力をつけないように大きく波を打たせ納期を厳しく管理し全体数量に対して過剰な設備を必要とする供給側の体制を強要している。林檎とまともな交渉を見たのはウィンストン・リー氏が初めてである。

このような原因を隠蔽するためにどの組織でもあるような些事を大きく煽り責任の所在を社員に擦り付けているように見える。社員に充実した仕事を与える経営者・管理職の責任は追及されていない。またその奥に潜む上記の責任を公の場に引きずり出すことはせずそれらを隠蔽するために煽っていると判断できる。
この見方をどう思うか如何如何？