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(株)ACSL【6232】の掲示板 2020/02/15〜2020/06/02

アフリカや中東、東南アジアでバッタによる被害が拡大している。株式市場でも農作物を守るための対策や、植物工場の関連銘柄が意識される公算がある。

 アフリカ東部で発生したとみられるバッタの大群は、今年に入り勢力を伸ばし、パキスタンやインドにも飛来した。パキスタンでは小麦や綿花の畑に壊滅的な被害が出ており、インドではドローン(小型自動飛行機)による殺虫剤の散布が行われるという。

 今のところ日本に波及する可能性は低いものの、海外向けも含めてバッタ対策に関連する銘柄には注目しておきたい。農薬大手のクミアイ化学工業<4996.T>や住友化学<4005.T>をはじめ、殺虫剤はフマキラー<4998.T>やアース製薬<4985.T>、エス・ディー・エス バイオテック(=SDSバイオ)<4952.T>。ドローンは、自律制御システム研究所(=ACSL)<6232.T>やオプティム<3694.T>。

 このほか、ビニールハウス向けのシートではタキロンシーアイ(=タキロンCI)<4215.T>や大倉工業<4221.T>、アキレス<5142.T>なども浮上する。植物工場ではシンフォニア テクノロジー<6507.T>や昭光通商<8090.T>、養液栽培の大和コンピューター<3816.T>などをマークしたい。
 一方、中国やロシアでも蝗害(こうがい)が押し寄せた場合、世界の小麦市況にも影響を及ぼしかねない。このため、穀物関連のETF(上場投資信託)のWisdomeTree穀物上場投信(=穀物)<1688.T>、WisdomeTree小麦上場投信(=小麦)<1695.T>なども押さえて おきたい。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2020-06-02 16:26)