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(株)中村超硬【6166】の掲示板 2019/11/06

大株主の株券の譲渡や売却は、常識的にありえない・・・。

井上誠社長は、創業者のである中村繁氏(義父)の急死により昭和62年に、大手企業から僅か数名の妻(井上阿佐美・旧性中村阿佐美・中村繁氏の長女)の実家の町工場を継いだ経緯がある。

その後は、井上誠社長の経営手腕にて規模や業態を拡大、吸収合併も行い株式公開までに至った・・・。

井上誠社長はその後、株式の贈与(これ重要!)と自身への新株券の発行にて4.45%(直近の四季報調べ)まで持株を保有するまでになった。

しかし中村家(妻・親族や2人の実の息子)からすれば、会社を大きくしたのは井上誠社長だが、会社は創業者の中村繁氏(義父)のものと当然、考えているだろう・・・。

現に、井上家と中村超硬の「資産管理会社」のナカムラコーポレーション(株式公開後に設立)は、筆頭株主で5.7%であり、その代表取締役社長は矢張り、妻の井上阿佐美氏(単独でも2.9%)が就任している・・・。
そして、2人の息子の合計は井上誠社長と同じ、4.5%でもある・・・。

万が一、井上誠社長が「中村超硬の売却」を取締役会にて可決しようとしても「中村家・役員そして妻と2人も息子」は当然、同意しないだろう・・・。

現に、私が調べた限りでは井上誠社長のお人柄では、そんな事はあり得ないだろう。
それは、現在の社名に「中村」を残している事で、証明されよう・・・。

また、中村超硬はEVOへの新株予約権を付与した上での権利の行使期間、つまりファイナンス期間なので、役員等の大株主は勿論、売却はインサイダー取引に該当するので禁止行為である・・・。

さあ、今週末の8日(金)は決算発表日である。
IRをリリースした17日の上場来安値の317円は、IRが知らされていない時点での、最悪を想定した「倒産の予備軍的な株価」と観るべきだろう・・・。

現在は、そのIRによる「水準訂正相場(第一弾で、債務超過の解消の相場)」と考えるべきにて、それは上昇の途中(上下乱高下の振るい落としに注意)であり、週末の決算発表次第では更に、超割安の出遅れ株の市場判断が下されよう・・・。