ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)中村超硬【6166】の掲示板 2021/03/31〜2021/04/13

日経より

水素つくる電気分解で新触媒 京大が材料費10分の1

カーボンゼロに向けて水素の活用に注目が集まっている。そこでカギとなる技術が、再生可能エネルギーの電力によって水から水素を取り出す水電解だ。

ただし、水電解の核となる触媒に現在課題がある。触媒が高コストである上に、アノード(酸素発生極)が溶出してしまい、性能低下を招くなどの耐久性の問題があるのだ。

こうした課題を解決する可能性のある触媒が見つかった。京都大学大学院理学研究科教授の北川宏氏らの研究グループが開発した、ルテニウム(Ru)-イリジウム(Ir)合金触媒がそれだ。

非常に高価な従来のIr単体のアノード触媒と比べて、材料費を約10分の1に抑えられる。耐久性も従来触媒を上回るため、触媒交換の頻度が減り、ランニングコストの低減も期待できるとする。さらに、水素の製造効率も従来触媒よりも高い。


マイクロリアクターで生成された触媒でカーボンゼロに貢献出来そうな予感ですね。