マイクロ波化学(株)【9227】の掲示板 2023/04/11〜2023/04/14
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>>1338
なんとなく、よりは現実感あるかと思って数字にしてみました。長文失礼。数字ミスあるかもなのでソース確認してください。
核融合のブランケット建材材料のベリリウムとともに、QSTとリチウムプラント 2024年 500-1000t/yの大型実証、2028年 20,000-30,000t/y で社会実装予定としています。
全体の生産規模は2019年のレポートでおよそ40万t, 豪州が世界最大の生産国であり、世界の供給量の半分(48%)を占めています。他、チリ(29%)、アルゼンチン(9%)、中国(9%)です。2030年には150万t/yくらいに生産量増加見込みです。
リチウムにはかん水からの炭酸リチウムと、鉱石からの水酸化リチウムがあり、機能面から後者の需要・生産量が増加予想です。鉱石からの生産コストのうち、抽出・処理33%, エネルギー18%、化学薬剤9%、その他処理36%、輸送3%で、抽出及び鉱石処理にかかるコストが大きいようです。精算処理工程をスキップし、エネルギーコストの99%カットできるならば、QSTとのプラントが成功するとコストメリットは大きいはずです。
また、鉱石からの水酸化リチウムの価格はおよそ1,000万円/t。とすれば、実証プラントレベルで50-100億円/年規模、社会実装出来れば2,000-3,000億円規模のプラントになるはずです。仕事の大きさがもはや、ただの町工場の規模じゃないですね。
まぁ、実現するなら、ですし開発競争も熾烈です。間に商社や採掘会社他色々入る上に利益としては、ってところもあり、契約形態含めてマイクロ波化学に入るお金ははるかに少ないでしょうけど。近々の株価とかちょっとわかんないですけど、大きく育ってほしい事業ですね。
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“白いダイヤ”南米でリチウム争奪戦激化 中国も本格参入
2022年10月4日 18時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221004/k10013846841000.html
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JOGMEC金属資源情報
2030年にかけてのリチウムの需要と供給(チリ銅委員会)
https://mric.jogmec.go.jp/reports/mr/20210803/157593/
たいやき(お腹は真っ黒) 2023年4月14日 21:30
>>1330
昨年末のITER/BA成果報告会2022で、塚原CSOの発表では↓な感じでしたね。
リチウムプラント 2024年 500-1000t/yの大型実証、2023年度からスタート
2028年 20,000-30,000t/y で社会実装
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https://www.youtube.com/live/BbnLIvbuaic?feature=share