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(株)ファーストロジック【6037】の掲示板 2015/04/18〜2015/04/26

MONEYzine 4月25日 18時0分配信
 不動産経済研究所は4月16日、3月の首都圏のマンション市場動向を発表した。発表によると、3月の1戸当たり平均価格は前年同月比で0.6%減の5,186万円、1平方メートル当たりの価格は同0.8%増の73万6,000円だった。

 過去の価格の推移をみると、1月の1戸当たり平均価格は4,455万円、1平方メートル当たりの価格は63万9,000円まで下落していたが、2月には1戸当たり平均価格が5,696万円、1平方メートル当たりの価格が81万2,000円に回復。3月の首都圏のマンション市場は、平均価格と1平方メートル当たりの価格がともに2月より減少したものの、全体的におおむね堅調に推移しているようだ。

 堅調な市場に支えられ、マンションの中でも人気の高い20階以上の超高層マンションの供給も増えている。

 不動産経済研究所が4月9日に発表した、2015年の超高層マンション市場動向によると、2015年以降に完成を予定している超高層マンションは262棟・10万1,450戸で、前回調査時(2014年3月末時点)に比べて75棟・2万5,910戸増加した。

 今後の完成予定を見ると、2015年は72棟・2万3,150戸、2016年は51棟・1万9,540戸、2017年は56棟・2万3,059戸、2018年は33棟・1万1,767戸、2019年以降は50棟・2万3,934戸などとなっている。規制緩和による駅前再開発が進んでいることもあり、首都圏や近畿圏といった大都市圏だけでなく、地方中核都市でも超高層マンションの建設も進んでいるという。

 超高層マンションは、中古物件として値崩れが少ないなどの理由で人気となったものの、2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災などの影響で、一時期は竣工戸数が減った時期もあった。その後、最近になってまた持ち直しつつある。