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(株)ブランジスタ【6176】の掲示板 2016/07/29〜2016/07/30

今日の日経朝刊です。2/3

軽い値動き魅力
 新興企業は創業間もない企業が多く、早い段階で投資すれば“大化け”する可能性がある。例えばヤフー。インターネット普及を追い風に成長し、株価は上場時から株式分割などを考慮すると180倍を超えた。
 値動きの軽さも魅力だ。新興株の時価総額は総じて小さい。新興株は約1000社で、うち4分の3は100億円未満。市場に流通する株式も少ないので値動きが大きくなりやすい。タイミングをうまくとらえれば利益を得る機会も多い。ただし値動きの大きさはリスクの裏返しでもある。経験の浅い投資家は短期売買を避け、中長期保有を前提に投資すべきだろう。
 中長期投資でまず留意すべきは配当収入が期待しづらい点だ。新興企業は稼いだ利益を成長投資に回す傾向が強く全体の3割は無配(東証1部企業は5%)だ。投資家は値上がり益を狙うのが基本だ。
 新興株は玉石混交だ。銘柄をどう選べばいいか。SBIアセットマネジメントの関谷明広氏は「まず収益モデルが自分の頭で理解でき、利益がきちんと出ている会社に絞るべきだ」と話す。新興株を見る証券アナリストは限られ、銘柄によっては事業環境を調べるのにも限界があるからだ。
 自動運転や人工知能、電子商取引など市場で話題のテーマに乗れば投資の取っかかりになるが、思惑や期待で買われている場合が多い。大和住銀投信投資顧問の苦瓜達郎氏は「市場で人気化する前なら果たして買ったかどうか。冷静な視点が必要だ」と指摘する。