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(株)ティーケーピー【3479】の掲示板 2017/09/21〜2018/01/16

>>1056

多角化といっても、垂直的(内製化)・水平的(周辺事業)に関連事業を取り込んでいく方法とのことです。現在手がける事業のなかで得た発想と機会を活かしてフレキシブルに拡大していく手法ということのようです。

以前著書から引用した投稿を再掲します(現時点ではすでに旧い状況の説明になりつつあるとおもいますが)。

「ブライダル事業もようやく緒についたところです。大安の日、10月、11月などの土・日はブライダルで売れるのであれば、それで売った方が良いと思いますので、ブライダルも直営でやっています。チャペルも持っていますし。要は、もったいないので、既成概念にとらわれずに何かお金に変えられることはないのかと、常に疑問を持つことだと思ってやっています。レンタル事業、これも閉鎖するホテルや事務所があると、そこから使われなくなった什器・備品を購入します。それを中古のレンタルという形で貸し出します。そこに大きなマーケットギャップがあるわけです。さらに、旅行手配事業。会議室を貸し出していると宿泊、交通の手配などの要望があるんです。旅行業の免許を取得し、それもついでにやろうと。これをリアルビジネスとして、旅行代理店の店舗を作ってやると大失敗すると思いますが、ついでにやると粗利がそのまま売上になりますから、こうすると全然結果が違います。」(『スーパーベンチャーの創り方』p.96)

  • >>1057

    「ただ、会議室を作っていくだけでは、2次曲線の成長しかないんですね。それをもっと成長曲線の成長を上げていくためには、3つしかない。1つが『垂直統合(内製化)』、どうやって、この宴会場ビジネスを川上から川下まですべて一気貫通して内製化できるのかという部分に挑戦をしていきたい。2つ目は『多角化』ということです。何の関係もない事業を多角化するのではなく、TKPの会議室ですとか、宴会に付随するビジネスを、ちゃんと事業として多角化するということに非常に力を入れています。3つ目が『国際化』です。マーケットは日本だけではありません。やはり、アジアのマーケットがあり、欧米のマーケットがあって世界のマーケットがあるわけですから。日本発のビジネスモデルをどこでも使いやすいようにしていく、これが一気にマーケットを拡大するコツだと思っています。」(p.71)