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eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)【0331418A】の掲示板 2024/05/01〜2024/05/14

本日発表のあった日銀会合主な意見をとっても簡単に要約すると

I.金融経済情勢に関する意見
(経済情勢)
◽️楽観的
・潜在成長率を上回る成長を続けるとみられるし、海外経済全体として見通しが上方修正される動きがみられている。
・個人消費は賃金上昇が見込めるので先行き勢いを取り戻していくものとみている。
◽️悲観的
・設備投資動向によっては賃上げが確実にできるか未定。
・景況感は高いのに実際はそうでもないので今後の指標に注意が必要。
◽️期待すること
・同業競合他社との協働が広がる中、その取り組みが人手不足、物価高、金利上昇等のストレスに対応し、わが国企業の新たな変革期となる。
・中小企業の着実な成長、スタートアップがユニコーンへ成長するといった企業のダイナミズムに期待する。
(物価)
◽️楽観的
・概ね2%の水準で賃金と物価の好循環が年後半からは推移するだろう。
・円安はインバウンド需要の増加や製造業における生産拠点の国内回帰などが期待できるため基調的な物価上昇率の上振れにつながり得る。
◽️リスク
・賃上げでサービス価格の高まりに加え、円安と原油高は、コストプッシュ要因が復活しており落ち着きつつあるモノの価格の上振れ方向のリスク
・賃金・物価スパイラルの想定以上の進展、円安の進行、積極的な財政政策、人手不足を主因とする供給力不足、資源価格の上昇など、様々な物価上振れのリスク
◽️悲観的
・大企業と中小企業間で二極化。中小企業の賃上げは人材確保が目的。大企業の構造改革成果の波及はまだ弱いとみられる。

Ⅱ.金融政策運営に関する意見
◽️ハト派
・家計の購買力はまだ弱く、当面は緩和的な金融環境が継続する
・経済にストレスを与えないよう金融緩和度合いを調整しつつ、またタイミングや幅も慎重に吟味し緩やかな利上げを行う。
・夏場に変えての経済指標がポイント
◽️タカ派
・予定通りだと市場で織り込まれているよりも利上げできる可能性がある。
・円安を背景に基調的な物価上昇率の上振れが続く場合には、金融緩和の正常化のペースが速まる可能性は十分にある。
・国債買い入れの減額も、市場動向や国債需給をみながら、機を捉えて進めていくことが大切である。
・市場動向を踏まえると、保有するETFやJ-REITの取扱いについても具体的議論ができる環境になりつつあるが、インパクトが大きいため仮に長い時間がかかっても方向としては残高をゼロにしていくべきである。

Ⅲ.政府の意見
(財務省)(内閣府)に共通して
・大企業は良いが中堅・中小企業は苦しいところも多く緩やかな回復も全体としては世界経済の不確実性や円安により消費は力強さを知いている。
・政府としては、いまだ道半ばであるデフレ脱却に向けて、あらゆる政策を総動員し、定額減税により消費を下支えするとともに、潜在成長率の引き上げに取り組む。また賃上げを強く後押ししていく。
日本銀行には、政府との密接な連携のもと、2%の物価安定目標の持続的・安定的な実現に向けた適切な金融政策運営を期待する。

こんな感じかと。
結局長くて🙏