中国A株ファンド【02312052】の掲示板

2024年2月1日、米国企業は中国における当面のビジネス環境について楽観的な見方を強めていることが、最新の調査で示された。ただ、多くの企業が依然として投資は控えているという。

在中国米国商工会議所が2月1日に発表したリポートによると、回答者の約40％が今後2年間の利益の可能性について楽観的で、1年前の33％から高まった。また、市場の成長について楽観的見方をとるのは44％で、こちらは1年前からわずかな上昇だった。ただ一方で、調査対象となった同会議所会員の43％が年内に投資を拡大する予定はなく、5%は支出を削減する予定であることが示された。

こうした米企業の全体的な楽観主義は、市場に漂う暗雲や中国の景気回復の停滞とは対照的だ。

調査は、昨年11月に米カリフォルニア州で行われたバイデン米大統領と中国の習近平国家主席との会談を控えて両国関係改善の空気が醸成される中で実施されており、それが米企業の楽観につながった可能性もある。