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楽天 日本株4.3倍ブル【9I31115A】の掲示板 〜2020/04/17

まず基本的な原理として、騰落率ベースで考えた場合、いかなる金融商品においても騰落は減価を生じ、それは騰落率の激しい商品ほど強く現れるということに注目するべきです。

100万円のリスク商品があるとし、その評価額が10%下がって10%上がった場合、その後の評価額は既に99万円に減額されます。逆に、10%上がって10%下げたとしても同じく評価額は99万円になります。騰落の激しい商品を持つだけで「減価」現象は必ず起こるということです。

レバレッジのかかった商品については、二重の意味でこれに配慮する必要があります。

レバレッジがかかっているという時点で、それは通常商品より騰落が激しいものになり、減価現象も強く現れます。

また、レバレッジかかかっているということは、基準となる指標があることを意味することになりますが、この指標に連動する商品の評価額に比べてレバレッジ商品の減価現象は強く現れます。通常はこのことを指して減価と言いますが、実は単に騰落率で考える限りはレバレッジがかかっていようがいまいが、減価は必ず起こります。

投信は長期運用することが常識とされていますが、それは絶対的な評価額の向上を想定しての上でのことで、騰落率だけで考えて極論をするならば、純粋な数学的議論としては長期保有は不利という観点も成立します。