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[17日 ロイター] - 米バイオ医薬品ノババックス<NVAX.O>は17日、南アフリカで新型コロナウイルスのワクチン候補の中期臨床試験を開始したと発表した。米ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が資金1500万ドルを援助する。
ロイターの集計によると、同国の感染者数は58万3653人と世界で5番目に多く、コロナ死者数は1万1677人に上る。
研究の責任者、グレゴリー・グレン氏は、南アフリカで冬季の感染が拡大していることから、当地での中期試験でワクチンの有効性について初期的な示唆が得られる可能性があると指摘した。
治験は自発的に参加する健康な2665人と、エイズウイルス(HIV)陽性の成人240人の2グループが対象。当局から承認を得れば、インドのワクチンメーカー、セラム・インスティテュート・オブ・インディアと今年結んだ開発・販売契約を通じて、南アに供給する。
このワクチン候補の小規模な治験では高レベルなウイルス抗体が作られる初期的なデータが得られている。ノババックスは早ければ今年12月の承認を目指し、規模を拡大した治験を始める狙いだ。
米国とオーストラリアでは近い将来に1500人程度の小規模な人数で、第2相治験を始める意向。第3相治験は早ければ9月下旬の開始を目指している。