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【CAD】新規雇用者数の掲示板

◆ダウ平均:34894.12 -66.57 -0.19%
◆S&P500:4405.80 +5.53 +0.13%
◆NASDAQ:14541.79 +15.88 +0.11%

 19日のNY株式相場はほほ横ばい。自律反発が期待されたものの、前日のFOMC議事要旨で年内の資産購入の段階的縮小(テーパリング)開始見通しが強まる中、商品先物相場の下落や、好悪まちまちとなった経済指標、ゴールドマン・サックスが第3四半期のGDP見通しを引き下げたことなどが上値圧迫要因となった。S&P500は前日終値を挟んでもみ合ったが0.13%高と小幅ながら3日ぶりに反発。原油安を受けたエネルギーや、素材、資本財、金融などの景気敏感株が下落した一方、ITなどのグロース株や不動産、生活必需品などのディフェンシブ株が上昇した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.11%高と4日ぶりに小幅反発。テスラが2%超下落したものの、ネットフリックスが4%超上昇し、好決算を発表したエヌビディアも約4%上昇。時価総額上位のマイクロソフトも2%超上昇した。一方、ダウ平均は66.57ドル安(-0.19%)と小幅に3日続落した。

 寄り前に発表された新規失業保険申請件数は34.8万件と市場予想の36.3万件を下回り、コロナパンデミック以降で最少を記録した。一方、8月フィラデルフィア連銀業況指数が前月の21.9から19.4に悪化し、市場予想の23.0を下回るなど好悪まちまちとなった。ゴールドマン・サックスはデルタ株感染拡大の影響が予想より大きいとして第3四半期のGDP見通しを従来の+9%から+5.5%に引き下げた。